こんにちは!
「キャンプでタープは必要なの?」
「タープがなくてもキャンプはできないの?」
この記事に辿り着いたあなたは上記のような疑問を持っているのではないでしょうか。
この記事では、ファミリーキャンプでタープがいらない状況、タープが必要な理由、タープを持つデメリット、初心者向けのタープの知識、タープが必要ないテントなど、タープに関する情報をお届けします。
この記事はこんな方におすすめです
- 「キャンプではタープが何故必要?」
- 「タープの代わりに使える道具は?」
- 「タープはどうやって使えばいい?」
それではいきましょう!
ファミリーキャンプでタープがいらない状況
ここではファミリーキャンプでタープがいらない状況を解説します。
【タープがいらない状況】
- ツールームテントにする
- キャノピーを張る
- 林間サイトで過ごす
- 日差しが弱い
詳しくみていきましょう。
ツールームテントにする
ツールームテントを使用すれば、タープを省略して過ごすこともできます。
ツールームテントには「前室」というリビングを想定した屋根付きの空間があるため、雨や日差しを気にせずに快適なキャンプが楽しめます。
↑赤丸の部分がツールームテントの前室です。
扉を閉めれば完全に個室空間にもできるので、周りの視線を気にせずくつろげるのもメリット。
ただ、バーベキューをする場合はテントへの臭い移りには気をつけたいですね。
バーベキューをするなら扉は開けておくのがおすすめ。
ツールームテントを使う場合は、タープがいらない状況の一つですね。
キャノピーを張る
テントのキャノピーを張るのも、タープがいらない状況の一つ。
キャノピーを張ることで、雨や日差しを防ぐスペースを確保できるんですよね。
↑ちょっとわかりづらいですが、赤丸の箇所がキャノピーです。
ちょっと日差しを防ぎたいとか、雨を防ぎたい時に手軽に使えるのがキャノピーのいいところ。
使わない時はクルっと丸めてテントに縛り付けておけばいいので、場所も取らないのもポイントですね。
↑使わない時はキャノピーを丸めて縛っておけます。
ただ、タープに比べるとスペースは狭いので、人数が多いと厳しいかも。
ちょっとしたスペースで事足りるなら、キャノピーを使えばタープがいらないですね。
林間サイトで過ごす
林間サイトで過ごす場合もタープがいらない状況の一つ。
林間サイトは周辺の木々が作る木陰が日差しを防いでくれるんですよね。
↑木陰がうれしい林間サイト。
ただし、時期によっては木から毛虫が落ちてきたりするので要注意です。😥
我が家でも実際にあったのですが、林間サイトで過ごしていたら毛虫が落ちてきて、飲み物が入ったコップにポチャンと入ってしまったことがあります。😨
毛虫には気をつけたいですが、林間サイトなら木陰で過ごしやすいのでタープが無くても大丈夫ですね。
日差しが弱い
日差しが弱い場合もタープがいらないですね。
日差しが弱ければ、日差しを防ぐ屋根を設置する必要がないんですよね。
例えば晴れていない曇りの日や、日差しが弱くなる秋以降の時期はタープが無くても大丈夫です。
ちなみに我が家は2月の冬キャンプでタープを持たずにファミリーキャンプをしましたが、全く問題ありませんでした。😃
↑タープは立てずに、設営したのはドームテントのみ。
この時は晴れていましたがタープが無くても全然平気でした。
日差しが弱い場合もタープがいらない状況の一つですね。
ファミリーキャンプでタープが必要な理由
ここではファミリーキャンプでタープが必要な理由を解説します。
タープを張る意味、タープの種類、タープの代替手段をそれぞれお話しします。
タープを張る意味
ファミリーキャンプやアウトドア活動において、タープは重要な役割を果たします。
タープを張ることで得られるメリットは多岐にわたり、快適なキャンプライフをサポートします。
ここでは、タープを張ることの意味を解説していきます。
日除けとしての効果、雨を防ぐ役割、くつろぎ空間の拡張、そしてプライベート空間の確保がポイントです。
その意味と具体的な利点について見ていきましょう!
日除けとしての効果
まず、タープの一つの大きな役割は日除けです。
特に夏場のキャンプでは強い日差しや紫外線の影響を受けることがあります。
しかし、タープを設置することで、テントやキャンプスペースを日陰にして快適な空間を確保できます。
家族や友人との楽しい時間を過ごすためにも、日除けとしての役割は大きいですね。
タープといえば日除けの効果!
我が家ではバーベキューをする場合など、日中の屋外イベントではタープを張ります。😁
一度タープを使ったバーベキューを経験してしまうと、もうタープなしのバーベキューはしんどいですね。
何がしんどいかって、やはり直射日光は体力が奪われますし、冷たいドリンクがすぐにぬるくなってしまったり、食材が痛みやすかったりと、直射日光があたることによるマイナス面がいろいろありますよね。😥
我が家のバーベキューでは実際、まだ焼いていない生のお肉が直射日光によって変色したことがあります。😨
タープを張って、屋根を作っておけば日陰が作れるので、これらのマイナス面がクリアになりますよね!
雨を防ぐ役割
突然の雨に見舞われたとき、タープがあれば雨宿りが可能です。
キャンプサイトでリビングとなるテーブルでは、家族でカードゲームをしたり、子供が携帯ゲームを遊んだりすることもありますよね。
もしタープが張っていない場合、突然の雨が降ってきた際に、カードゲームが濡れてしまったり、携帯ゲームが濡れてしまいます。
↑ゲームを楽しむ子供たち。
この状態で突然雨が降ってきたら、、濡らしたくないものがいろいろ濡れてしまいますね。😅
雨天時でもタープがあれば、キャンプを思い切り楽しむことができます。
我が家でもキャンプ中に雨が降ってきた経験がありますが、タープを張っていたおかげで濡れることなく過ごすことができました。☺️
子供がニンテンドーDSで遊んでいたのですが(キャンプに来てまでゲームか!というツッコミはなしで😅)、もしあの時タープがなかったらDSが濡れて壊れたんじゃないか思うと、タープ様様ですね。
他にも、タープがなかったらドリンクや食べ物に雨が入ってしまっていたと思います。
それを考えると雨を防ぐ屋根としての存在は大きいですね!
くつろぎ空間の拡張
タープを設置することで、キャンプスペースを広く活用できます。
タープを使うことで、屋根を作ることができるため、くつろげるスペースの拡張ができます。
写真のように大人数でのキャンプの場合、広いリビングスペースを作るためにタープが活用できますね。😁
個人的には、屋根がある場所はくつろげるスペースとして安心できる気がしますね。☺️
屋根があると安心感のあるくつろぎスペースに!
タープの下にテーブルとチェアを配置すると「我が家のリビング」という感じがあります。😁
アウトドア感とでもいいますか、タープを張ることによって、キャンプをしている実感が湧くんですよね。
キャンプでは自然の中でゆったりとした雰囲気を楽しむことも醍醐味ですから、「キャンプっぽさ」を味わうのもタープのいいところじゃないかと思います。😁
タープを広げてくつろぎ空間を拡張しましょう!
プライベート空間の確保
プライベート空間を確保できることも、タープが必要な理由です。
タープを使えば周囲からの視線を遮ることもできます。
「周りの視線があると落ち着かない」
「個室っぽい雰囲気を楽しみたい」
そんなあなたにこそタープは必要!
特にスクリーンタープを使えば4面を壁にすることができるので、プライベートな空間を楽しむことができます。
↑スクリーンタープの中で楽しむ様子。
↑個室のように楽しめるリビング。
プライベートな空間を楽しみたいならタープが必要ですね!
タープの種類
キャンプにはさまざまなタープが存在します。
その中から代表的なものをいくつか紹介します。
- ヘキサタープ
- レクタタープ
- スクリーンタープ
- ワンタッチタープ
- ウィングタープ
- オクタゴンタープ
- カーサイドタープ
それぞれご紹介します。
ヘキサタープ
六角形の形状を持つタープで、多くのポイントで固定できるため安定感があります。
広々としたスペースを確保できるのが特徴です。
キャンプでは王道のタープといっても過言ではないと思います。
我が家でもキャンプやバーベキューで愛用しているタープです。😁
レクタタープ
矩形の形状を持つタープで、広範囲をカバーできるのが特徴です。
シンプルな設営が可能で、初心者にもおすすめです。
正方形の形状はスクエアタープと呼びます。
↑我が家愛用の「焚火タープTCマルチコネクトレクタ」。
4,800×4,200mmのビッグサイズとなっており、5人家族の我が家でも広々とした日陰を作ってくれます。😁
ちなみに我が家愛用の焚き火タープは、その名の通り焚き火に利用できるタープで、タープの下で焚き火が可能な仕様になってるんですよね。
おかげで安心してタープの下で焚き火ができる、おすすめのタープです。😁
スクリーンタープ
屋根だけでなく、四方がスクリーンネット覆われているタープです。
虫除け効果があるタープで、雨風を防ぐ効果もあります。
暖かい季節に活躍し、快適なアウトドア体験を提供します。
とにかく虫が嫌な人はオススメ!
テントとドッキングできるスクリーンタープもあります。
↑コールマンのトンネルコネクトスクリーンタープとドームテントをドッキングした状態
テントとドッキングすることで日差しや雨が入る隙間がなくなるので、かなり室内に近い感覚で過ごすことができます。😁
ワンタッチタープ
フレームをタンタッチで展開させ、屋根となる布を被せるだけの簡単設営が特徴です。
バーベキューなどでも気軽に使え、キャンプ初心者にも使いやすいアイテムです。
とにかく設営が簡単なのがいい!自立型なのも楽ですよね!
ウィングタープ
ひし形の小型なタープで、コンパクトで軽量なことが特徴です。
他のタープに比べると比較的面積が小さく、1人や2人などの少人数キャンプに向いています。
軽量なのは嬉しい特徴!
オクタゴンタープ
八角形のタープで、ヘキサタープより広く、風にも強いのが特徴です。
ペグダウンする箇所は多いですが、その分自由にアレンジできるメリットがあります。
設営は大変だけど、自在なアレンジは魅力的!
カーサイドタープ
車のサイドや後方に取り付けるタープです。
車中泊やルーフテントを利用したキャンプなど、車を中心としたキャンプをする場合にはベストマッチですね。
設営が簡単!
初心者向けファミリーキャンプで必要なタープの知識
ここでは初心者向けにファミリーキャンプで必要なタープの知識をご紹介します。
テーマはタープの設営方法、タープを持たないメリット、タープを持つべき判断ポイントです。
詳しく解説しますね。
タープの設営方法とコツ
初心者の方はどうやってタープを設営すればいいか、わからない方も多いと思います。
まずはタープの設営手順とコツをご紹介します。
タープの設営手順
タープを設営する際の基本的な手順は以下の通りです。
場所の選定
平らで安定した場所を選びましょう。
地面が傾斜していると設営が難しくなります。
また、風の影響を受けにくい場所を選ぶことも重要です。
メインポールの設置
メインポールにタープとガイロープを通し、メインポールを立てます。
2本のメインポールの距離を調整してタープがピンと張るようにしましょう。
ガイロープでメインポールを固定
ガイロープを地面にペグで固定して、ロープの張りを調整しましょう。
タープの張りで引っ張られるメインポールを引き止めるようにロープで固定します。
この作業をメインポール2本に行えば、とりあえず自立した状態にできます。
メインポールをしっかり固定しよう!
サブポールの設置
タープのサイドにサブポールを立てます。
日差しを防ぐ場合など、タープの位置を低くしたい場合はポールを立てずにロープだけで張るのもOK。
サブポールもロープだけで張る場合も、しっかりペグダウンして地面に固定しましょう。
サブポールもロープで引き止めるように固定できれば完成です。
タープ設営のコツ
続いてタープ設営のコツをご紹介します。
2人で協力しよう
タープは1人設営することもできますが、2人で協力することで楽になります。
特にメインポールを立てる作業は協力して行うことをオススメします。
1人がメインポールを支え、もう1人がペグダウンとロープの長さを調整するように作業分担すると楽に設営ができます。
ファミリーキャンプは家族で協力!
ペグは頑丈で長めがオススメ
風の影響を受けることが多いアウトドアでは、強風に耐える頑丈なペグを用意しましょう。
地面にしっかり固定することでタープが安定します。
↑我が家愛用オススメの鍛造ペグです。
メインポールはしっかり固定しよう
2本のメインポールをしっかり固定することが重要です。
メインポールを立てる工程がしっかりできていれば、以降はタープの形をアレンジする工程になります。
メインポールがしっかり固定されていないと、最悪な場合メインポールが倒れてしまい、タープが落ちてきてしまいます。
しっかりとタープが張るようにメインポール同士の距離取り、ペグダウン、ロープでの固定も確実に行いましょう。
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タープを持たないメリット
キャンプでの快適な滞在を考える際、タープを持たない選択肢も一つのアプローチです。
タープを持たないことで、荷物が減る、設営作業が減る、撤収作業が減るというメリットがあります。
荷物が減る
タープは広いスペースを確保するために必要なアイテムですが、その分だけ荷物も増えてしまいます。
テントや寝具、食材などの荷物を持参するだけで十分な場合、タープを省略することで荷物が減り、車内のスペースを有効活用できます。
特に短期間のキャンプや軽装でのアウトドアを考える際には、タープを持たないことで身軽な旅を楽しむことができます。
ファミリーキャンプでは家族分の荷物を用意する必要があるので、荷物が多くなりがちですよね。
タープが無い分、車に積める荷物の量に余裕が出るのはメリットですね。😁
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設営作業が減る
タープの設営作業は、テントと同様に時間と手間がかかります。
特に大きなタープの場合、設営に一苦労することも。
しかし、タープを省略することで設営作業を簡略化できます。
テントの設営に専念することで、時間を有効に使えるだけでなく、初心者の方にとってもストレスが減るでしょう。
特に初心者の方は設営に慣れていないと思いますので、設営作業が減ることは大きなメリットではないでしょうか。
撤収作業が減る
キャンプを終えての撤収作業が減ることもタープを持たないメリットの一つです。
撤収作業ではテーブルやチェア、小物を詰め込んでいるボックスなどを片付けるのはもちろん、テントやタープなどの大物も片付けなければいけません。
特にテントやタープの場合、地面に打ち込んだペグを外し、ガイロープを解き、ポールを外し、その上で大きなタープを折りたたんで、ポールで巻いていく、という一連の必要な作業があり、他の荷物と比べるとかなり手間がかかることがわかります。
タープを持たないことで、この手間が減ることはメリットではないでしょうか。
タープを持っていく判断ポイント
ファミリーキャンプでタープを持っていくかどうか、その判断は状況によって異なります。
ここでは、タープを持っていくべき条件はなにか、判断ポイントをいくつかご紹介しましょう。
テントが寝室だけの場合、テントのキャノピーだけでは日陰が足りない場合、急な雨が心配な場合、虫の多い時期の林間サイトの場合が判断ポイントです。
テントが寝室だけの場合
ドームテントのような寝室のみのタイプのテントの場合、タープを持っていった方が良いと思います。
ツールームテントなどのしっかりと前室が付いているテントの場合は、屋根があるリビングを確保することができますが、ドームテントのようにテント内が寝室のみの場合はテントの外に別途リビングを用意することになります。
テントの外側にリビングを設営する場合、タープが無いと屋根がない状態になりますので、タープがあった方が良いでしょう。
テントのキャノピーだけでは日陰が足りない場合
テントのキャノピーを跳ね上げることで日陰になるスペースを作ることができます。
ですが、キャノピーだけでは大人数や広いスペースをカバーするには限界があります。
特に夏場など、強い日差しを避けるためには、広い範囲を覆うタープが役立ちます。
日中の暑さから避けてくつろげる場所を提供するため、タープを持っていくことを検討してみましょう。
急な雨が心配
急な雨が降ることもあるため、食事や集まりの場を濡れずに楽しみたいと考える方も多いでしょう。
テントだけではキャンプ中の活動が制限されてしまう可能性があるため、タープを持っていくことで、雨天時でも快適に過ごすことができます。
急な雨が心配な場合には、タープを持参するのが無難だと思います。
タープがあれば急な雨でも安心!
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虫の多い時期の林間サイトの場合
林間サイトでは木陰が多く、タープが不要な状況も多いですが、虫の多い時期は注意が必要です。
虫の多い時期の林間サイトでは木から毛虫が落ちてくることも多く、屋根が無い状態でキャンプをしていると毛虫が落下してきて体に付着することも。😨
虫の落下防止のために、時期によっては林間サイトの場合はタープを持つことをオススメします。
ファミリーキャンプタープが必要ないテントとは?
ファミリーキャンプでのタープ使用は便利ですが、中にはタープが必要ないテントも存在します。
ここでは、タープが必要ないテントの代表的な例をいくつかご紹介します。
ツールームテント、トンネルテントがオススメです。
ツールームテント
ツールームテントは、その名の通り大きな室内スペースを提供するテントです。
これは、前室と呼ばれるエリアがタープのような役割を果たします。
前室はテント内に設けられたスペースで、食事を楽しむ場所や荷物を収納する場所として使うことができます。
このため、雨や日差しを避けつつ家族で集まり、快適に過ごすことができます。
ただし、ツールームテントは大型のため、設営や片付けが少し手間を要することもあるかもしれません。
トンネルテント
トンネルテントは、その名の通り複数のアーチ型のポールを組み立てて設営するテントです。
この構造は、広いスペースを提供することができる一方で、その設営が比較的容易です。
トンネルテントの一部は、テントのエントランス部分が前室として機能する設計になっているものもあります。
そのため、前室スペースを活用することで、タープがなくても快適なリビングが実現できます。
トンネルテントの前室スペースのおかげで、雨の日や日差しを避けて過ごすことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はファミリーキャンプでのタープの必要性について解説しました。
キャンプにタープを持っていくか判断する参考になれば嬉しいです。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
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