こんにちは!
オートキャンプで避けて通れないのが車への荷物の積み込みですよね。
キャンプでの車載はキャンパーにとって永遠の課題ではないでしょうか。
特にファミリーキャンプでは荷物が増えがちですよね。
そこで今回はファミリーキャンプでの車載に関してお話していきます。
荷物を積む前の心得、実際に車に積む際のポイント、さらに積載する場合の工夫、それぞれ解説します!
この記事はこんな方におすすめです
- 「荷物のまとめ方を知りたい!」
- 「キャンプ道具を上手に車に積むにはどうしたらいい?」
- 「荷物が多くて車がパンパン!どうしよう!」
それではいきましょう!
ファミリーキャンプで車に荷物を積む前の心得
まずは車に荷物を積む前に心得ておくことをお話します。
細かいものはボックス単位にあらかじめまとめておく、そして後方の視界確保です。
詳しく解説します。
細かいものはボックス単位にまとめておく
ファミリーキャンプでは細かい荷物も必要になりますよね。
例えば、キャンプ場で料理をするのであれば、キッチン用品としてサランラップやホイル、キッチンペーパーや包丁まな板なども持参するかもしれません。
炭の火起こしをするのであれば、炭用トングやうちわ、チャッカマンなどの火をつける道具や耐熱手袋もあるかもしれませんね。
キャンプ場で必要になる細かい道具たちはボックス単位にあらかじめまとめておきましょう。
あらかじめボックス単位でまとめておくことで、グッと車に積みやすくなります!
5人家族の我が家が用意しているボックスをまた別の記事で詳しくご紹介しますね。
ではここでボックスにまとめる際のポイントを紹介します。
スタッキングできるボックスがおすすめ
ボックスにまとめる際は、重ねて積めるボックスを使いましょう。
スタッキングできることで、車に積む際に多くのメリットがあります。
スタッキングボックスを使うメリット
- 崩れにくい
- 再現が容易
- ボックスの上に荷物を積める
崩れにくい
スタッキングすることで、ボックス同士を積み上げても崩れにくいという点があげられますね。
スタッキングできないボックスの場合、積み重ねても走行中にズレてしまったりして不安定です。
キャンプ場について車のバックドアを開けたら荷物が雪崩のように落ちてきた・・・なんてことは避けたいですよね。😅
再現が容易
ボックス単位でスタッキングすることで、同じ積み方を簡単に再現できるのもメリットです。
一度全部の荷物を積むことができれば、次にまたキャンプにいくときに、同じ積み方を再現できれば話が早いと思います。
細かいものをそのまま積んでいては、前回と同じ積み方を再現するのは難しいですよね。
スタッキングボックスを使って自分流の「いつもの積み方」を見つけましょう。😄
無事に荷物が積み込めたら写真を取っておくと次回のキャンプで使えます!
ボックスの上に荷物を積める
スタッキングしたボックスの上にさらに荷物を置けることもメリットですね。
ボックスの上面は平らなことが多いと思いますが、スタッキングしたボックスの上にさらに荷物を乗せることで積載量を増やせますよね。😁
使う場所毎にボックスを分けると良い
使う場所ごとにボックスを分けるのもポイントですね。
例えば、諸々のキッチン用品を一つのボックスに収納して、コンロの近くに置いておくことでキッチンボックスとして活用できます。
その他にもテント内に家族の着替えを収納した着替えボックスを置いておくなど、使う場所やシーンに分けてボックスを作っておくと使いやすく、管理もしやすいのでオススメです!
細長い道具も長い専用ボックスへ
キャンプでは細長い道具もあります。
例えば炭用トングや鉄串、火吹き棒など炭起こしに必要な道具は細長いものもあり、通常のボックスに入れると無駄な空間ができてしまい収納が難しい場合もあります。
細長い道具用には専用の長いボックスを用意するとよいでしょう。
↑我が家でいつもキャンプに持っていく細長いボックスです。😁
のこぎりなどの工具入れとしてホームセンターで売っていたのですが、コレは使えるなと思い購入しました。
後方視界の確保
もう一つ積む前の心得として意識しておきたいことがあります。
それは、「後方視界の確保」です。
荷物を積み終わったらキャンプ場に向けて出発するわけなんですが、安全無事に目的地まで辿り着きたいですよね。
そのために、バックミラーで車後方を確認できる視界を確保しておきましょうというお話になります。
ファミリーキャンプでは大小様々な道具があり、車内いっぱいに積み込むことになります。
基本、車内はパンパンになります。😅
荷物でいっぱいになった車内では、バックミラーを覗いても後方が見えず荷物の山が見える、、、ということになってしまいます。
後方の確認ができないと、運転がし辛いですよね。
僕も実際に後方が確認できないほど荷物を積んでしまい、そのまま出発したことがありましたが、後方が見えないのはとても運転し辛かったですね。😅
そこで、荷物の積み込みを開始する前に、バックミラーから車後方までの視界を遮らないような配置をイメージしておきましょう!
コツとしては、ある程度荷物を積んだら一度運転席に座ってバックミラーを見てみると良いですね。
そのとき視界が塞がっていたら、視界を遮っている荷物の位置を調整したり、別の場所に置き直したりして視界を確保しましょう。
ファミリーキャンプおすすめ車載方法
ここではいよいよ車に荷物を積んでいきます。
積み方のポイント、クーラーボックスの位置、隙間の有効活用、荷物の安定性、そして寝袋を車内で枕として使うについてお話していきます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
積み方のポイント
限られた車内のスペースを有効に活用して荷物を積みたいですよね。
ファミリーキャンプの道具は大きい道具から小さい道具まで様々あります。
道具によって積む順番や位置を工夫しましょう。
固くて重いものを先に積む
車載を開始するときは、まず固くて重いものを先に積むようにしましょう。
我が家では写真のようにボックスを積み上げています。
柔らかいものや軽いものは、別の物の上に積むことができるので、まずは固くて重いボックスなどを積むのがオススメです。
特にスタッキングボックスであれば、写真のように上の面が平らになりますし、さらに別の物を乗せられそうですよね。😁
チェアは向きを交互に変えて積む
キャンプで使うチェアは家族の人数分必要になり、ファミリーキャンプでは結構かさばる荷物なんですよね。😅
そんなチェアを積む際のワンポイントとして、向きを交互に変えて積むというのがあります。
どういうことかというと、チェアの収納時の形状って、細長いことが多いと思うんですが、この形状実は両端の太さが同じように見えて異なっていたりするんですよね。
なので、車載時には下の写真のように向きを交互に変えて積むことで、余計な隙間を作らずに積み込むことができます。
これ、地味ですが無駄な隙間を減らせてグッドです。😁
テントやタープは取り出しやすい位置に
テントやタープは、キャンプ場に着いた後、設営のためにまず取り出したい道具ですよね。
ですので、テントとタープは取り出しやすい位置に積むのが車載のポイントです。
僕の場合、下の写真のように隙間を利用して、椅子の上に積んだりしています。
テントは重いので、下の方に積みたくなるかもしれませんが、下の方に積んでしまうとキャンプ場についてから取り出すのに大変ですよね。😅
それなりに重量があるので、ちょっと持ち上げるのが大変かもしれませんが、取り出しやすさを考えて、僕は写真のように隙間に積み上げるようにしています。
クーラーボックスは手前に積もう
キャンプでの冷蔵庫を担うクーラーボックス。
ファミリーキャンプでは家族全員の食料や飲み物を入れるため、結構な大きさのクーラーボックスが必要になり、車載時に大きな存在感を出してきます。
必然的に車に積む荷物としては大きい部類に入るのですが、そんなクーラーボックスは大きいですし下に積む方がよいのかと思われるかもしれません。
実際にどこに積むのがよいでしょうか?
クーラーボックスは車のバックドアを開けてすぐにアクセスできる位置に積むのがオススメですね。
写真の青いやつが我が家のクーラーボックスです。
車のバックドアを開けてすぐの場所に積んでいますね。
こうすることで、道中コンビニで買う板氷を入れやすいんです!✌
急に何を言いだしたかというと、クーラーボックスって当然冷蔵庫としての役割があるのですが、そのためには板氷などをクーラーボックスに入れる必要があります。
氷は徐々に溶けていくので、移動時間が長かったりすると途中で新しい氷に交換したくなりますよね。
そんなときクーラーボックスがアクセスし辛い奥の方にあったら氷の交換がめちゃくちゃ大変ですよね。😢
なのでクーラーボックスを手前に置き、アクセスしやすくしておくのが車載のポイントです!👍
ちなみに我が家ではキャンプ出発当日の朝に自宅の冷蔵庫からクーラーボックスに食料や飲み物を積み込んで、道中コンビニに立ち寄り板氷を追加で積み込みます。😁
キャンプ場に着いて飲み物が冷えてなかったら嫌ですよね!
隙間をうまく利用しよう
荷物をパズルのように車に積み込んでいきますが、それでも荷物と荷物の間に隙間ができたりしますよね。
隙間をうまく利用するのも車載のコツですね。
ポール
キャンプでの細長い道具代表と言っても過言ではないポール。
細長い形状なので積む場所に悩む方も多いのではないでしょうか。
そんなとき隙間を活用することで収まりよく積むことができるかもしれません!
我が家で実践した一例ですが、写真の左側に細長い道具をまとめています。
炭の火起こしに使うトングや火吹き棒をまとめた細長いボックスと、ポールを同梱したタープを積んでいます。
隙間に積むことで崩れにくいのもメリットですね!
チェア
細長い形状といえばチェアもありますよね。
チェアも隙間を活用して積み込むことでスペースを有効活用できます。
というか、僕的にはチェアは隙間積み込み以外はオススメできません。😢
チェア同士をスタッキングできるわけではないので、そのまま縦に積み上げていくことはできませんし、かといって床に横並びに置いても、チェアの上は不安定なので他の荷物を積み上げていくのは難しいですよね。
ですので、ちょうどいい隙間にチェアを縦に積み上げていくのが僕的にはオススメですね。
ロールテーブル
他にも細長い隙間に入れられそうな道具として、ロールテーブルがあります。
ちょっと限定的にはなりますが、ロール型のテーブルであれば、収納時に細長い形状になります。
写真の右側の隙間にロールテーブルを積んでいます。
寝袋
寝袋も隙間に詰めやすいアイテムです。
多少隙間の幅が足りなくても、素材が柔らかいので詰め込めるのがいいところですね。
硬い荷物の間に入れることで、緩衝材の役割にもなるのも嬉しいポイント。
荷物の安定性が高まるのでおすすめです。
走行中崩れないように
走行中に積んだ荷物が崩れないようにすることもポイントですね。
車に荷物を積み終わって、いざ出発してみたら走行中に荷物が崩れてしまった。。。
そうならないように安定性を意識することが大切です。
ここまで読んでいただいた方の中にはイメージした方もいるかもしれませんが、スタッキングできるボックスを使うことや、隙間を埋めるように細長い道具を積むことは安定性の向上にもつながるんですよね。
逆に言うと、荷物同士に隙間がある状態では安定性が低いということが言えますね。
走行中にグラグラして、荷物が倒れそうになったり、、、隙間があると不安定ですよね。
荷物が崩れないように安定性の高い積み込みを行いましょう!
寝袋を車内で枕に
寝袋を車内で枕として使うのもおすすめ。
頭の横に寝袋を置いて、寄りかかれば、バッチリ枕として活用できます。
寝袋は家族の人数分揃えると、それなりにスペースを取る荷物ですよね。
荷物がこれ以上積み込めない!という場合に、寝袋を枕として座席に持ち込めば、積み込み問題がクリアになるかもしれません。
荷物がいっぱいのときは、寝袋を枕として使ってみましょう。
上手く積めたら写真を撮っておこう
荷物が無事に車載できたら写真を撮っておきましょう。
写真を撮っておく理由は大きく2点あります。
【写真を撮る理由】
- 撤収時に同じ積み方を再現するため
- 次回のキャンプで積み方を参考にするため
撤収時に同じ積み方を再現するため
一つ目の理由は、撤収時に同じ積み方を再現するためです。
キャンプ場に着いたら、設営をするために荷物を車から下ろしますよね。
一旦車の中は荷物を出した状態になって、車載のことなんか忘れてキャンプを楽しみます。
そして最終日に撤収作業の時間を迎えた時に、また荷物を積まなければいけないわけなんですが、この時に積み方を覚えていないとけっこう焦ります。
「あれ?どうやって積んでたっけ?」、そうなってしまうと、出発時と違う積み方になってしまって、最悪荷物が入り切らない場合も。
我が家も積み方を忘れて、出発時の車載状況を再現できずに、無理やり詰め込んでなんとか帰ったことがありました。😅
チェックアウトの時刻が迫ってくる中で、荷物が入らなくて焦る状況は避けたいところ。
出発時に車載状況の写真を撮っておけば、写真を見ながら出発時と同じ積み方を再現できますよね。
これが一つ目の理由です。
次回のキャンプで積み方を参考にするため
二つ目の理由は、次回のキャンプで積み方を参考にするためです。
せっかく上手に荷物を積めたからには、次回のキャンプでも活かしたいですよね。
キャンプでは行く時期や目的によって荷物が変わったり増えたりしますが、それでも毎回ゼロベースで積み方を考えるよりは前回のキャンプでの車載状況がわかる方がだんぜん助かります。
例えば夏の暑い時期のキャンプと、秋の涼しい時期のキャンプとでは荷物が違います。
夏は日除けや虫除けグッズ、海やプールで遊ぶための水着や水遊びグッズもあるかもしれません。
涼しい時期は、夏のグッズが不要な一方で、ブランケットやホットカーペットなどの寒さ対策系のグッズが必要だったりします。
夏も秋もそれぞれ上手く積めた場合の写真を撮っておければバッチリですね。
次回のキャンプで参考にするためにも写真を撮っておきましょう。
ファミリーキャンプ積載の拡張術
一通り積んでみたけど、どうしても入らない荷物が出た?
積み上げる順番を変えても不安定さが解消されない?
そんなあなたに向けて、ここからは積載の拡張術をするための工夫をご紹介します。
ルーフボックスや床下収納を活用がオススメ、長椅子を車内で展開する方法もあります。
詳しく見ていきましょう。
ルーフボックスを活用する
車の屋根に取付可能なルーフボックス。
ルーフボックスを活用することでさらに積載量を増やすことができます。
ルーフボックスに積載するものは「軽くて大きいもの」がオススメです。
ルーフボックスは車の屋根より高い位置にありますから、積むためには荷物を持ち上げる必要がありますよね。
重い荷物だと持ち上げるのが大変ですし、万が一落としたり怪我をしてしまったら大変です。
ですので軽くて大きいものがいいわけですね。
我が家ではマットや毛布、シュラフなど軽いけど大きめでかさばる道具をルーフボックスに積んでいました。😁
ファミリーキャンプではシュラフも家族分必要になるので、車内のスペースが結構取られるんですよね。
ルーフボックスに積むことで、シュラフの分必要だったスペースが空くので、その分車内に荷物が多く積載できますね!
床下収納を活用しよう
車種によっては床下収納が利用できる車もあります。
床下収納は貴重な収納スペースなので、是非活用しましょう。
一つ注意点としては、床下収納の上にも荷物が積まれるので、キャンプ場に着いた後にすぐに取り出したいものは入れないようにしましょう。
すぐに使いたいものを床下収納に入れてしまうと、まず上の荷物をどかさないといけないですからね。
床下収納には、キャンプ場に着いた後に、先に取り出さなくても困らない道具を入れましょう!
平らな長椅子を棚として活用
ここで積み込みの小技をご紹介します。
座面が平らなタイプの長椅子が車内で積載棚として活用することができます。
我が家ではCAPTAIN STAGの「CSクラシックス FDリビングベンチ」を使っていて、チェアとしてはもちろん、キャンプ場でのクーラーボックス置き場や水タンク置き場などとしても活用しています。
↑クーラーボックスの土台としてベンチを利用しています。
このように長椅子を車内で展開することで、写真のように高い位置に重いクーラーボックスを積み込めたりします。
ベンチの下の空間はすぐに取り出したい荷物を置いて活用できますね。😁
クーラーボックスを他の荷物とスタッキングすることができないので、この方法は結構便利ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャンプ道具の荷物を車に積むコツやポイントをお話していきました。
今回の記事で荷物の積み込みが少しでも楽になったら嬉しいです!
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
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