こんにちは!
楽しいファミリーキャンプですが、怪我や体調不良などのアクシデントが起きてしまうこともあります。
そんな時に役に立つのが救急セット。
「ファミリーキャンプの救急セットには何が入っている?」
「キャンプの救急セットには何が必要なの?」
この記事では救急セットに関するそんな疑問にお答えするために、子供が0歳の頃からファミリーキャンプをして様々なアクシデントを乗り越えてきた私が解説します。
ファミリーキャンプの救急セットが必要なものであること、救急セットの中身一覧、ポーチにすることでの利便性、そして実際にあった救急セットを活用した話、救急セットに関して徹底解説。
この記事はこんな方におすすめです
- 「ファミリーキャンプの救急セットに必要なものを知りたい」
- 「キャンプで救急セットがなぜ必要なのか知りたい」
それではいきましょう!
↓子連れファミリーキャンプで気をつけることを紹介した記事もおすすめ!
ファミリーキャンプの救急セットは必要なもの
いざという時に活用する救急セット。
楽しいキャンプですが、もしもの場合への備えはしておきたいですね。
特にファミリーキャンプでは、子供の体調不良や怪我が心配なことが多いです。
転んで擦り傷ができてしまった、虫に刺されて腫れてしまった、熱がでてしまった、など。
子供の遊びに小さな怪我はつきもの
普段であれば自宅に常備している薬や治療道具などを使いますが、キャンプ場ではそれらの道具が手元にないですよね。
そうなると、怪我の応急処置ができなかったり、熱を下げることができないまま過ごすことになります。
我が家は子供が0歳の頃からファミリーキャンプをしていますが、やはり小さい子供がいると怪我や体調不良など何かとアクシデントがあるものです。
起きないに越したことはないアクシデントですが、起きてしまった場合の対処のために救急セットは必要なものですね。
この記事が救急セットを準備するための参考になれば幸いです。
ファミリーキャンプ救急セットの中身一覧
ここでは、実際には我が家が準備している救急セットをご紹介します。
我が家の救急セット中身14点
- 虫刺され塗り薬
- のど飴
- 絆創膏
- 傷塗り薬
- 頭痛薬
- 体温計
- ポイズンリムーバー
- ピンセット
- 爪切り
- ガーゼ
- 包帯
- テーピングテープ
- アルコール消毒綿
- 携帯ミニトイレ
それぞれみていきましょう。
虫刺され塗り薬
虫に刺されてしまった場合の塗り薬です。
子供が蚊に刺されて痒くなってしまった場合などに、なるべく早く塗ってあげたいですね。
携帯しやすい小さいサイズも販売されていて、キャンプに持っていくのは携帯タイプがおすすめです。😁
絆創膏
擦り傷や切り傷に貼る絆創膏です。
キャンプは自然の中で過ごすため、ちょっとした擦り傷や切り傷ができることもあります。
傷口が汚れてしまうと化膿してしまう恐れもあるので、絆創膏を貼って応急処置しておきたいですよね。
大小様々なサイズを揃えておくと便利!👍
傷塗り薬
絆創膏で補えない範囲の傷や、絆創膏が貼りづらい場所の傷には傷塗り薬がおすすめです。
塗り薬を塗ると、皮ふの表面を保護してくれるので、外側からの刺激から傷口を守ってくれます。
また、軽い火傷やにも使えるためキャンプにぜひ持っていきたいアイテムです。
こちらも小さいタイプが持ち運びが楽でおすすめです。
のど飴
現地で喉が痛くなった場合に備えて持参しましょう。
風邪を引くまでいかなくても、喉に違和感があるときなど、あると思います。
そんなとき、のど飴があると安心ですよね。
頭痛薬
頭痛薬も是非救急セットに入れておきたいですね。
頭痛が起きると目の前のことに集中できなくなってしまい、せっかくのキャンプで楽しい時間が台無しです。
気温の変化や、疲労などが原因で頭痛が起きる場合があると思います。
設営で疲れて頭が痛くなってしまった、ということも十分考えられますよね。
僕は頭痛持ちなので、頭痛薬は常に持っています。
体温計
熱っぽいかな?と思ったら具体的に何度か把握しておきたいですよね。
特に子供は遊びに夢中になって、「見た目元気なんだけど実は熱があった」なんてことも少なくありません。
何度か測れるように体温計は持っておくことをおすすめします。
ポイズンリムーバー
虫に刺されてしまった場合の応急処置として、ポイズンリムーバーによる毒抜きがあります。
特にブヨなど毒性の強い虫に刺された場合に、応急処置をしておきたいところ。
刺された直後の対応次第で、完治までの期間が変わってくると思います。
ちなみに僕はブヨに刺された箇所をポイズンリムーバーで応急処置をしたことがあり、そのときは応急処置をしなかったときと比べて1週間ほど早く完治しました。
もちろん個人差があり、あくまで僕の体験談ですが、応急処置をしておいた方がよいと個人的には思います。
ピンセット
トゲが刺さってしまった場合にピンセットが欲しくなりますよね。
キャンプでは自然の中で過ごす生活のため、トゲが刺さってしまうことは十分に考えられます。
トゲが刺さっていると、痛いですし気になりますよね。
小さくて荷物の負荷も少ないので救急セットに入れておきましょう。
爪切り
爪切りも救急セットに忍ばせておくといいですね。
怪我や体調不良に対してというわけではありませんが、ささくれを取りたい場合や、爪のバリをなんとかしたいという場合に役になってくれます。
小さい道具ですし、荷物の負荷は極めて小さいため是非持っておきましょう。
ガーゼ
怪我をしてしまった場合に、傷口にあてるガーゼ。
カット済みのガーゼなら切るための道具が不要で、すぐに使うことができます。
アルコール消毒綿
怪我をしてしまった場合に消毒をしたい場合があると思います。
その場合はアルコール消毒液を使うのが一般的だと思いますが、容器タイプのアルコール消毒液はかさばるんですよね。
一方で、上の写真のように個包装されているアルコール消毒綿ならかさばらず、必要な分だけ持っていけるのでおすすめです。😁
包帯
怪我をした部分に巻いて、止血や傷口の保護などに利用できる包帯。
包帯を使うような怪我をしたくはないものですが、万が一のために持っておくと安心ですね。
テーピングテープ
こちらも怪我をした場合に役に立つテーピングテープです。
捻挫などの足を痛めた場合や、関節を補強したい場合に利用できます。
包帯と同様、これを使うようなアクシデントは起きてほしくないですが、こちらも持っていると安心ですね。
携帯ミニトイレ
これは怪我に対しての道具ではないのですが、ある意味救急グッズの携帯トイレです。
使う機会があるとしたら、移動中が考えられるのではないでしょうか。
自宅からキャンプ場への移動中、特に高速道路で渋滞に巻き込まれてしまった場合はなかなかトイレに行けませんよね。
小さい子供は、急にトイレに行きたいと言い出すことがあります。
都合よくトイレに立ち寄れればいいのですが、どうしてもというときは携帯トイレが役に立ちます。
ファミリーキャンプ|持ち歩きに便利な救急セットのポーチ
我が家では救急セットとして上の写真のようにポーチを使っています。
ここまでご紹介した必要な救急アイテムを一通り詰め込んで、キャンプに行く際には必ず持っていきます。
ポーチならキャンプ場の外ででかける場合もカバンの中に忍ばせておきやすく、持ち歩きに便利ですね。
ファミリーキャンプ|ダイソーで揃える100均救急ポーチ
ここまでご紹介した救急セットの中身には、100均のダイソーで揃えられるものもあります。
手軽に揃えられるので、いざというときの準備におすすめです。
【100均のダイソーで揃えられるもの】
ちなみに僕は絆創膏はパッケージから中身を取り出してポーチに入れるようにしています。
パッケージのままポーチに入れているとかさばるんですよね。
↓キャンプ道具の軽量化に興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
救急ポーチが完成していない方は、ダイソーに立ち寄った際に購入しましょう!
ファミリーキャンプ|救急箱の中身におすすめグッズ
ここでは救急箱の中身におすすめなグッズをご紹介します。
穴空きペットボトルキャップ、はさみ、冷却シートがおすすめです。
穴空きペットボトルキャップ
穴空きペットボトルキャップが便利です。
キャンプ中に思わぬ怪我をしてしまうこともあります。
このとき救急箱から絆創膏や消毒液で応急処置をすると思うのですが、できればその前に水で患部を洗いたいですよね。
怪我をしたときに都合よく近くにシャワーでもあれば問題ないのですが、そんな都合よくは行かないことが多いと思います。
「水で洗ってから絆創膏貼りたい!」
「汚れを取りたい!」
そんなときに、穴空きペットボトルのキャップがあれば、水を入れたペットボトルがシャワーに早変わり。
↑緊急のペットボトルシャワー。
これで水で患部をキレイに洗うことができますね。
ペットボトル本体は入手しやすいので、穴の空いたペットボトルのキャップだけ救急箱に忍ばせておくのが、荷物がかさばらなくておすすめ!
緊急シャワーのため穴を空けたペットボトルキャップを用意しておきましょう。
はさみ
はさみも救急箱の中身におすすめです。
怪我をしてしまった際に活躍するガーゼや包帯、テーピングテープなど、患部の大きさに合わせてカットする必要がありますよね。
はさみがあるといざというときに役に立ちます。
カット済みのガーゼなどもありますが、都合のいい大きさにカットできる方がいいですよね。
ちなみに写真のはさみは、ペン型に収納することができるコンパクトタイプ。
↑収納時の状態。
ペン型に閉じて収納できるので、荷物としてもかさばらなくておすすめです!
はさみも救急箱の中身としておすすめですね。
冷却シート
冷却シートも救急箱の中身におすすめですね。
キャンプ中に予期せず発熱してしまうこともあると思います。
キャンプでは、いつもと環境が違うということもあり、体調が崩れてしまったり疲労が溜まってしまったりすることも。
急な発熱に備えて冷却シートを用意しておくといいですね。
「シートは冷たい方がいい!」という方はクーラーボックスに入れておくのもあり。
冷却シートで急な発熱に対応できるようにしておきましょう!
実際にあったファミリーキャンプで救急セットを使用した話
どの話もファミリーキャンプでは他人事ではない気をつけるべき内容です。
詳しく見ていきましょう。
子供がカップラーメンをひっくり返してしまった
我が家のキャンプで朝食にカップラーメンを食べようと思っていたときの話です。
リビングテーブルの上には熱湯を入れて出来上がりを待っているカップラーメンがありました。
その隣で椅子に座って待っている子供。
カップラーメンが出来上がり、子供が容器を手に取ったその時、手が滑ってカップラーメンをひっくり返してしまったのです。
ラーメンは子供の太ももの上にひっくり返り、熱いスープが子供のズボンに染み込んでしまいました。
すぐ隣で一部始終を見ていた僕は、とにかく熱を冷まそうと、とっさにテーブルにあったペットボトルの飲み水を子供の太ももにかけました。
幸い大きな怪我はなく、軽い火傷をした程度でしたので、応急処置としてスープがかかった場所にメンタムを塗り、以降は予定通りのキャンプを行うことができました。
川の石で足の裏を切ってしまった
小川が通っていて川遊びができるキャンプ場での出来事です。
マリンシューズを履いて子供が川で遊んでいたのですが、何かの拍子にシューズが脱げてしまい、一時的に裸足になってしまったんですよね。
そのときタイミング悪く、足元に割と鋭利な石があったようで、足の裏を切ってしまったんですね。
とりあえず川遊びは中止してキャンプサイトに戻り、傷を確認しました。
深い傷ではなかったので、応急処置としてアルコール消毒をしてガーゼをあてて包帯を巻きました。
しっかり準備をして川遊びをしていても、自然が相手なのでアクシデントで怪我をすることもあるんですよね。
ブヨに刺されてしまった
キャンプサイトで椅子に座ってリラックスしていたところ、いつのまにか足をブヨに刺されていました。
蚊に刺された腫れ方とは、明らかに異なり大きく腫れていたので「あ、これはブヨだな」と判断しました。
過去にやられたことがあるので、その経験も判断材料です。😅
救急セットから取り出した、ポイズンリムーバーで刺された部分を吸引し応急対処しました。
ポイズンリムーバーは正直、蚊に刺されたくらいでは使わないのですが、ブヨに刺されたとなると話は別です。
過去に刺された際はポイズンリムーバーで吸引をせず、2週間程度痒みが続いたのですが、このときはポイズンリムーバーで対応したおかげか1週間もしないうちに痒みが治りました。
ポイズンリムーバーを持ってきておいて良かったと改めて思った出来事でした。
木の柵に触ってトゲが刺さってしまった
子供が木製の柵に触ってトゲが刺さってしまったことがあります。
まだ子供が3歳だった頃の話ですが、この年頃の子供はなにかと色んなところを触るんですよね。
なので、目を離さないようにはしていたのですが、木の柵を触った際にトゲが刺さってしまったんですよね。
見た目は危険なものではなかったんですが、木の状態が良くなかったのか、子供の手のひらいっぱいに複数のトゲが刺さってしまいました。
なんと、手のひらに20箇くらいのトゲが刺さっており、「え!こんなに刺さるの!?」と当時驚いたのを覚えています。
子供も痛がっているので、とにかくトゲを抜こうと、ピンセットで地道にトゲ抜きを行いました。
ピンセットが無かったら対応が難しかったので持ってきておいて本当に良かったと思います。
夜トイレへ行く途中に転んでしまった
これは僕の友人がキャンプで経験したアクシデントです。
キャンプ場は夜になると真っ暗になり、視界がかなり悪いんですよね。
その上、キャンプ場は舗装されていない地面が多く、足元も悪いことが多いです。
その友人は、夜トイレに行く途中に、地面にあった大きめの窪みに気づかず、つまづいて転んでしまったんですね。
転んだ際に足を捻ってしまい、痛みで歩きづらくなってしまいました。
一旦はトイレを済ませて、テントで眠ったのですが、翌日からはテーピングをして過ごしたようです。
友人からこの話を聞き、やはり夜の移動は慎重にしないといけないなと、改めて思いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は救急セットの中身をご紹介、そして実際にあったアクシデントをお話ししました。
できれば使う機会が無い方がいい救急セットですが、アクシデントが起きた場合に頼りになる存在ですね。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
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