こんにちは!
自然の中で開放感あふれる時間を楽しむキャンプ。
日常から離れて癒しのひとときを味わえるキャンプですが、悲しいことにキャンプ道具の盗難被害に遭うリスクがあるのも事実。
「大事なキャンプギアを守るにはどうしたらいい?」
「盗難されやすいものってなに?」
今回は大事なキャンプギアを盗難から守るためのファミリーキャンプ防犯対策、盗難対策をご紹介します。
また、ファミリーキャンプで盗難に気をつけたい夜の時間について、そして盗難されやすいもの、盗難に気をつけたいギアについてもお話します。
この記事はこんな方におすすめです
- ファミリーキャンプの防犯対策を知りたい
- 手軽にできる盗難対策を知りたい
- 盗難されやすいものが何か知りたい
それではいきましょう!
ファミリーキャンプの防犯対策
ここではファミリーキャンプの防犯対策をご紹介します。
キャンプの防犯のポイント10選
- 管理人がいるキャンプ場を選ぶ
- 砂利サイトを選ぶ
- 貴重品は持ち歩く
- できるだけ不在にしない
- 不在になる時は高価なギアをテントや車内に入れる
- お隣さんキャンパーと挨拶しておく
- ランタンをつけておく
- SNSの発信内容に気をつける
- ギアを隠すレイアウトにする
- 設営時にはサイトに見張りを
詳しく見ていきましょう。
管理人がいるキャンプ場を選ぶ
防犯対策として、管理人がいるキャンプ場を選びましょう。
管理人がいるキャンプ場は管理の目が行き届いていることもあり、盗難などの犯罪が起きにくいと考えられます。
必ずしも管理人不在のキャンプ場や無料のキャンプ場が犯罪の発生しやすいキャンプ場だというわけではありませんが、管理人が目を光らせているキャンプ場の方が悪い人も行動を起こしづらいということは明白でしょう。
キャンプ場によっては、夜間の見回りなども行っているところもあります。
安心してファミリーキャンプを行うために、管理人や受付係員が常駐しているキャンプ場を選ぶのは防犯対策として有効ですね。
砂利サイトを選ぶ
砂利サイトを選ぶことも防犯につながると思います。
砂利サイトでは地面が砂利になっているので、人が歩く際に砂利を踏む音がしますよね。
もし、就寝時やテント内で過ごしている際に、外で悪い人がキャンプサイトに侵入してきた場合、砂利を踏む足音で異変に気づけるかもしれません。
異変に気づければ、受付に通報したり、声を出して周りにアピールしたりと対策に繋げることができると思います。
犯人に向かって行くことは危険なのでやめましょう。
地面が芝生であったり、土であったりする場合は足音が極めて小さいと思いますので、防犯対策として砂利サイトを選ぶことは有効ですよね。
貴重品は持ち歩く
貴重品は常に持ち歩きましょう。
現金やクレジットカードなどの普段財布に入れているものや、スマホなどの小さいけど高価なものは肌身離さず持ち歩くことをおすすめします。
万が一盗難にあって悪用されたら困るものは特に気をつけたいですね。
ウエストポーチやサコッシュなど、小さめのバッグにまとめて入れておくとキャンプでも邪魔になりづらいのでおすすめです!😁
できるだけ不在にしない
キャンプサイトをできるだけ不在にしないことは基本的な防犯対策ですね。
キャンプギアを盗もうと狙っている悪い人も、キャンプサイトに人がいたら犯行におよぶことはできませんよね。
どうしても不在になる場合はテントの入り口に南京錠などを使って鍵をかけることも有効です。
南京錠は100円ショップやホームセンターで手軽に入るので、持っておくといいですね。
不在になる時は高価なギアをテントや車内に入れる
キャンプサイトを不在にしなければ安心ですが、どうしても不在になることはありますよね。
不在になる場合は高価なギアや大事なものをテントや車に入れておきましょう。
外に出したままキャンプサイトを不在にしてしまうと、悪い人のかっこうの餌食になってしまい危険です。
車に入れる場合は忘れずに車の鍵を閉めましょう。
お隣さんキャンパーと挨拶しておく
お隣さんや周辺のキャンパーさんと挨拶をしておくのもいいですね。
挨拶自体はそもそもキャンプのマナーではありますが、挨拶しておくことで何か不審なことがあったときに気にかけてくれたり、異変を教えてくれたりするかもしれません。
逆にお隣さんが不在になるときは、気にかけておくなどして助け合いの関係性が築けるといいですよね。😊
ランタンをつけておく
暗くなった時間帯でキャンプサイトを不在にする場合や、就寝する場合にもランタンをつけておくことで悪い人に狙われにくくなるのではないでしょうか。
キャンプサイトが明かりで照らされていると、悪い人も狙いにくくなるはずですよね。
明るくて寝れないという不安もあるかもしれませんが、暖色で暗めの明かりならリラックスできるのではないでしょうか。
↓ランタンに関して詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
SNSの発信内容に気をつける
キャンプに来たらSNSで発信したくなりますよね、わかります。
ですが発信内容には十分気をつけましょう。
特にリアルタイムで発信する場合は場所に関する情報は発信しないようにしましょう。
あなたが今どこにいるのかを全世界に教えているようなものです。
また、所持しているギアを使っているところを発信したりすると思うのですが、これは「私はこのギアを持っていますよ」と発信しているのだと認識してください。
SNSを見ているのは良い人だけだと限りません。
悪い人もSNSを見てチャンスを伺っていると思ってください。
ギアを隠すレイアウトにする
ギアを隠すレイアウトにすることも防犯につながるポイントです。
周りからキャンプギアが見えなければ、悪い人にも狙われにくくなると思います。
例えば、上の2つの写真では、左側がオープンで開放的なレイアウトになっていますが、周囲からギアは丸見えの状態ですよね。
一方で、右側はスクリーンタープを使った壁に囲われたレイアウトになっているので、周囲からは見えない状態です。
こんな具合に、悪い人にギアを見せない工夫も防犯対策として有効ですね。
設営時にはサイトに見張りを
車を横付けできないキャンプ場の場合には、設営時に見張りをつけることが防犯対策ですね。
車をキャンプサイトに横付けできない場合には、離れた駐車場に停めた車からキャンプ道具を運んでくる必要があります。
このとき、車とキャンプサイトの移動が1回で済めばいいのですが、何回か往復をする場合は荷物をキャンプサイトに置いて車に戻ることになりますよね。
そうなると、荷物を置いたキャンプサイトが無人になってしまうので、荷物が悪い人に狙われてしまうかもしれません。
無人にならないように見張りを置いて、狙われないようにするのが安全ですね。
一方で車はロックできるので、見張りを置くならキャンプサイト側がおすすめです。
設営時には見張りを置いて安全に設営しましょう。
ファミリーキャンプ盗難対策
ここでは手軽にできる盗難対策をご紹介します。
【手軽にできる盗難対策】
- ギアに鈴をつける
- ラジオや音楽を小さい音量でかけておく
- テント前にくつを置いておく
- 人気のギアはステッカーなど自分のものとわかるように
- センサーライトを設置する
それぞれ解説しますね。
ギアに鈴をつける
大事なギアに鈴をつけるのも盗難対策のひとつ。
ギアを動かした際に鈴が鳴るようにしておけば、ギアが動いたことに気づきやすいですよね。
夜テントの中で寝ているときに、悪い人がギアを持ち去ろうとしても「チリンチリン!」と鈴が鳴れば、悪い人も急いで逃げて行くかもしれません。
カラビナと組み合わせて使うと便利!
↑カラビナに付けた鈴。
カラビナに鈴を付けて置くと、使いたい時だけサッと使えてとっても便利!
例えば、ランタンの取っ手につけて置けば、ランタンを持った時に鈴が鳴るので気付けますよね。
↑ランタンの取っ手にカラビナで付けた鈴。
カラビナに付けておけば、他にいろいろなギアに取り外しやすくておすすめです!
盗難には鈴を付けて対策しましょう。
ラジオや音楽を小さい音量でかけておく
ラジオや音楽をかけておくのも不在になる場合の有効な手段ですね。
テントの中やテーブルの上などで、ラジオや音楽を再生させておけば、悪い人に対してキャンプサイトに人がいるように見せることができます。
注意点として、再生する音量は小さめにするよう気をつけましょう。
大きな音量で再生してしまうと周辺のキャンパーさんの迷惑になってしまいます。
接近した場合に聞こえる範囲で十分なので、周囲に迷惑にならない音量で再生しましょう。
テント前にくつを置いておく
こちらもキャンプサイトに人がいるように見せる方法の一つ。
テントの入り口付近にサンダルやくつを置いて、あたかもテント内に人がいるように見せましょう。
テントの外に人がいなくても、テントの中に人がいたら悪い人も犯行におよびづらいはずです。
人がいるときも置きっぱなしだとフェイクだとバレちゃいそうなので、位置を変えたりしてリアル感をだしておきたいですね。
相手も人間なので心理戦ですね。
人気のギアはステッカーなど自分のものとわかるように
悪い人はギアを盗んだ後、転売することが多いようです。
盗難に遭いそうなギアにはステッカーやシールなどを貼って、自分のものだとわかるようにしておくと、狙われにくくなるのではないでしょうか。
特に人気のギアや多く出回っているギアの場合、同じものが世の中に多く存在するので、悪い人からすると写真を撮ってフリーマーケットに出品するなどしやすいですよね。
一方でステッカーやシールなど貼られていると、持ち主が特定されやすいので手が出しにくいかと思います。
ステッカーやシールは剥がしてしまえばわからないかもしれないですが、意外とシールの跡が残っていたりするんですよね。
もっと有効なのはギアに直接目印を書き込んでしまうことですが、これはけっこう躊躇しますよね。😅
僕がアーティストならたぶんそうする!😂
センサーライトを設置する
センサーライトも盗難対策に使えます。
人の存在を感知して動作するセンサーライトが設置されていれば、悪い人がキャンプサイトに侵入した際に明かりで気づくことができますね。
そもそも、センサーライトが付いていることがわかっていたら、侵入を諦めるかもしれないので、と盗難を抑止する事前防止の効果も期待できそうですよね。
センサーライトを設置して盗難対策しましょう。
ファミリーキャンプ盗難に気をつけたい夜の時間
悪い人が活動しやすい夜の時間で、キャンプサイトが無人になってしまうこともあります。
ここではファミリーキャンプで盗難に気をつけたい夜のシーンをご紹介します。
キャンプ場所定のバーベキューエリアで食事、キャンプ場指定の場所で花火、家族全員でのお風呂です。
この時間では特に防犯対策を意識しておきたいですね。
キャンプ場所定のバーベキューエリアで食事
ファミリーキャンプでの食事をキャンプ場に備え付けのサービスで済ます場合は注意ですね。
キャンプ場所定のバーベキューエリアで食事をしている間、キャンプサイトは無人状態になりますよね。
特に夕食の時間帯などは時期によっては暗くなっていることもあり、無人のキャンプサイトは悪い人にとってかっこうの標的になってしまうかもしれません。
バーベキューエリアからキャンプサイトが見える範囲ならまだ安心ですが、そうでない場合はキャンプサイトで何が起きているか全くわからないので、ぬかりなく対策をしてから不在にしましょう。
キャンプ場指定の場所で花火
ファミリーキャンプで夜の楽しみの一つである花火。
キャンプ場によっては花火を行う場合は指定の場所で行うようルールがある場所もあります。
家族全員でキャンプ場指定の場所で花火を行っている間、キャンプサイトは無人になってしまいますよね。
その間に悪い人が大切なギアを盗んでしまう可能性もあります。
花火をするような暗い時間にキャンプサイトを不在する場合は、油断せず防犯対策をしておきたいですね。
家族全員でのお風呂
ファミリーキャンプでお風呂に行く場合、キャンプ場のお風呂ルールによっては家族全員でキャンプサイトを不在にすることもあると思います。
時間予約制の家族貸切風呂であれば、その時間は家族全員が不在になると思いますし、男女でお風呂が分かれていても、パパママと分かれて同じ時間帯にお風呂に入るのではないでしょうか。
夜お風呂でゆったりとリラックス時間を過ごしている間に、悪い人がキャンプサイトで犯行に及んでいるかもしれません。
お風呂の時間はキャンプサイトが不在になることを十分意識してしっかり防犯対策をしておきましょう。
ファミリーキャンプ盗難されやすいもの
ここではファミリーキャンプで盗難されやすいものをお話しします。
高価なもの、人気のアイテム、有名ブランドのギア、小さいものが特に気をつけたいものです。
盗難されやすいものは特にしっかり保護したいですよね。
高価なもの
盗難されやすいものとして、高価なものがあります。
キャンプ用品はリーズナブルなものから高価なものまで様々ありますが、特に高価なものをキャンプに持参する場合は注意しましょう。
悪い人は盗品をフリーマーケットなどに売りに出すことが多いようで、当然高価なものほど狙われやすいです。
キャンプで高価な物といえば、テントやタープ、チェアやテーブルなどありますが、チェアに関してはコンパクトに収納できる物も多く、目立ちにくく持ち去りやすいもののため特に気をつけたいですね。
人気のアイテム
入手困難な人気のアイテムも盗難されやすいものですね。
人気のアイテムは品薄になりやすく、必然的に高値が付きやすくなります。
高値のアイテムほど盗難の被害に遭いやすいため、人気のアイテムは特に気をつけて防犯対策をしておきたいところです。
せっかく入手できたキャンプアイテムを盗まれてしまったらショックですよね。😨
有名ブランドのギア
有名ブランドのギアも人気アイテムと同様に盗難に気をつけたいものですね。
有名ブランドのギアは高い値段がつきやすく、盗難されやすいものではないでしょうか。
ロゴが入っていたり、特徴的な形状であったりと、ブランドごとの特徴があったりするので、キャンプサイトを遠目に見てもどこのブランドかが把握しやすいですよね。
悪い人がキャンプサイトを遠目に見て、ギアのブランドを把握しているかもしれません。
有名ブランドのギアは特に盗難対策に力をいれたいですね。
小さいもの
小さいものも盗難されやすいものと言えます。
キャンプギアは各メーカーが軽量化に力を入れており、同じ使い道の道具なら小さいほど高価になるといっても過言ではありません。
そんな軽量なほど価値が高くなりがちなキャンプギアですが、当然小さければ小さいほど持ち去られた場合に気付きにくいですよね。
それこそ、ポケットに入るようなサイズの場合、無くなっていてもすぐに気付けないでしょうし、どこかにしまったと思い込んで盗難に遭ったこと自体に気付けないかもしれません。
小さいものは出しっぱなしにしておかないように気をつけましょう。
ファミリーキャンプ盗難に気をつけたいギア
ここでは盗難に気をつけたいギアをチェックしましょう。
【盗難に気をつけたいギア】
- チェア
- ランタン
- ポータブル電源
- クーラーボックス
- シングルバーナー
詳しくみていきましょう。
チェア
持ち運びやすいキャンプギアの中でも、高価な部類に入るチェア。
キャンプでチェアが盗難されるという事例はよく耳にします。
特に「ヘリノックス」というメーカーのチェアは高価なコンパクトチェアで、盗難被害に遭いやすいイメージ。
新品の購入は15,000円から30,000円くらいがヘリノックスチェアの相場で、けっこう高価なギアです。
ヘリノックスチェアはコンパクトになって軽い、というのがウリなんですが、コンパクトで軽いからこそ持ち去られやすいというのが、ジレンマというか悔しい感じがしますよね。
持ち去りやすいためにコンパクトなわけじゃないし!
キャンプでリラックスするキーアイテムのチェアですが、盗難には気をつけたいですね。
ランタン
ランタンも持ち運びしやすいアイテムで、盗難には気をつけたいところ。
人目がつかない場所に置きたくても、ランタンの用途的には人目のつく場所に置かざるを得ないところがありますよね。
そもそも持ち運んで使う想定のギアなので、隙を見て持ち去られても気づきにくいというのも苦しいところ。
個人的には、ランタンは使う時だけ出しておくのがいいと思います。
暗い時間帯で使用中のランタンであれば無くなったときにすぐ気付けますが、明るい時の使っていないランタンは無くなっても気づきづらいですよね。
ランタンも盗難には気をつけましょう。
ポータブル電源
ポータブル電源も盗難には気をつけたいギアです。
ポータブル電源は数万円から高いものだと10万円を超えるものもあり、とても高価なギアです。
しかも、「ポータブル」というだけあって、そもそも携帯するために作られたものなので、運びやすく、当然悪い人も持ち運びやすいです。
実際、ポータブル電源の盗難被害ケースも増えており、キャンプに持って行く際には盗難対策を忘れないようにしたいですね。
クーラーボックス
クーラーボックスも盗難には気をつけたいところ。
クーラーボックスはキャンプギアの中でも高価な部類です。
人気のブランドや性能が良いものになると、数万円は下らない価格になります。
悪い人から見たら「お宝発見!」という感じかもしれませんね。
それなりに重いギアなので、持っていかれにくいイメージがあるかもしれませんが、夜テント内で寝ている時に持ち去られたらひとたまりもないですね。
クーラーボックスをテントにしまうって、しないと思うので。
クーラーボックスも盗難には気をつけましょう。
シングルバーナー
シングルバーナーは盗難に気をつけたいギアです。
シングルバーナーはコンパクトに収納できることがウリなものが多く、小さく収納された状態はとても持ち運びが便利ですね。
悪い人から見ても、持ち運びやすいのは盗みやすいメリットになってしまうのが悔しいところ。
キャンプ中は食事の時間に使ったり、小腹が空いたときにも調理に使ったりと活躍するシングルバーナーですが、目立つところに出しっぱなしにするのは控えた方がいいかもしれません。
ちょっと面倒でも、使い終わったら見えないところに収納するのが安心ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ファミリーキャンプでの防犯対策、盗難に気をつけたい時間やギアについてお話ししました。
楽しいファミリーキャンプですが、盗難に遭うと一気に悲しい気持ちになってしまいます。
しっかり防犯対策を行い安心してキャンプサイトで過ごしたいですね。
それでは楽しいファミリーキャンプライフを!
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