こんにちは!
キャンプでは避けて通れない「虫」。
楽しいファミリーキャンプを邪魔する、まさにお邪魔虫ですよね。😅
「虫対策はどうすればいい?」
「キャンプ場ではどんな虫に気をつければいいの?」
そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回はファミリーキャンプで気をつけたい虫と虫対策に関して徹底解説!
【この記事で解説する内容】
- ファミリーキャンプ虫対策5つの工夫
- ファミリーキャンプで気をつけたい虫の種類
- ファミリーキャンプ虫除けアイテム4選
- ファミリーキャンプテント内の虫除け方法
- ファミリーキャンプの虫除けハッカ油
しっかり虫対策して楽しいファミリーキャンプを!
この記事はこんな方におすすめです
- 「虫対策はどうすればいい?」
- 「気をつけるべき虫はどんなやつ?」
- 「虫除けアイテムって何があるの?」
それではいきましょう!
ファミリーキャンプ虫対策5つの工夫
ここではファミリーキャンプでできる虫対策の5つの工夫をご紹介します。
- キャンプ場選び
- 設営する場所選び
- スクリーンタープを活用
- テントは開けっぱなしにしない
- 肌の露出を少なく
以上の5つがポイントです。
詳しく見ていきましょう。
キャンプ場選び
虫が生息しやすい環境であれば、必然的に虫が発生しやすくなります。
そういう意味ではキャンプ場選びは最初の虫対策と言っても過言ではないのではないでしょうか。
虫が少ないキャンプ場選びの基準をまとめます。
- 林間サイトよりは芝生サイト高原サイトがよい
- 山キャンプより海キャンプが虫が少ない
- 川や池などの水辺がない場所がよい
- 標高が高い場所は虫が少ない(目安1,000m)
例えば、川や池といった水辺が近くにあるキャンプ場は蚊が発生しやすいです。
なので水辺のないキャンプ場を選ぶと、蚊に遭遇する確率を下げられますね。
また、山林や草むらは虫が好む環境なので、山キャンプよりかは海キャンプの方が比較的虫が少ないですね。
標高の高いキャンプ場も虫が少なくてオススメです。
虫が少ない場所に設営する
もしフリーサイトのキャンプ場に行く場合は、設営場所として虫が少ない場所を選ぶのも虫対策の一つですね。
例えば、草むらを避けたり、水辺から遠い場所を選んだり、虫が発生しやすい場所を避けて設営場所を決めましょう。
区画サイトでは設営場所はキャンプ場指定になるので、虫を避けたい場合はフリーサイトがオススメですね!
スクリーンタープを活用
スクリーンタープを活用することも虫対策のひとつ。
スクリーンタープは4面を壁にすることができ、虫の侵入を防ぐことができます。
壁がないオープンタープの場合は、当然のことながら虫が飛んできても防ぐことができませんが、スクリーンタープなら物理的に防ぐことができるのでとても心強いですね。
↑スクリーンタープの中で虫を気にせず過ごす様子。
スクリーンタープで虫の侵入を防ぐ対策もおすすめです。
テントは開けっ放しにしない
テントは開けっ放しにしないようにしましょう。
開けっ放しにしておくと、いつの間にか虫が侵入してしまい、夜寝る時に刺されてしまうかもしれません。
テントの入り口を開けて置くと、出入りが楽ですし、ついつい開けっ放しにしてしまいますよね、わかります。
我が家のキャンプで、ちょっと入り口を開けておいたら、テントの中にアリがたくさん侵入していたことがありました。😅
追い出すのが大変!
面倒でもしっかりテントの出入り口を閉めておきましょう。
肌の露出を少なく
虫対策の基本的な対処として、肌の露出を少なくしましょう。
虫が活発になるシーズンでのキャンプでは、気温が高く暑いシーズンが多いと思います。
そんな暑いシーズンは半袖などの肌の露出が多い服装にしたくなりますよね。
ですが、暑いからといって肌の露出を多くしてしまうと虫の被害を受けやすいんです。
ブヨに刺されたことのある僕からも推奨。
僕がブヨに刺されたときは七分丈のパンツを履いていたときでした。😓
涼しくて快適だったのですが、ブヨに刺されて台無しになってしまいましたね。😢
もうブヨはこりごり!
それ以来短いパンツを履くときは必ずレギンスの上から履くようにしました。
そうすることで虫の被害を抑えるだけでなく、日焼け防止にもなりますので一石二鳥ですね!
上半身に関しても同じで、半袖の服装は避けて長袖を着ることで虫を回避しましょう。
↓夏キャンプの持ち物と暑さ対策について詳しく知りたい方はコチラの記事もオススメです。
↓ランタンの置く場所で虫を回避する方法もあります。
ファミリーキャンプで気をつけたい虫の種類
ここではファミリーキャンプで気をつけたい虫の種類を紹介します。
虫の種類 | 嫌なポイント | 発生期間 |
蚊 | かゆ〜くなる。 | 4月〜11月 |
アブ | 皮膚を噛み切るので痛い。 | 6月〜9月 |
ブヨ | 強い痒みが長期化してすごい嫌。 | 3月〜10月 |
ハチ | アナフィラキシーに注意。 | 4月〜11月 |
毛虫 | 赤く腫れて痒みがでる。 | 6月〜10月 |
ムカデ | 刺されると激痛が走る。 | 5月6月、9月10月 |
ハエ | 食べ物にたかってうざい。 | 6月7月、9月10月 |
マダニ | 感染症が怖い。 | 5月〜8月 |
どれも虫対策すべきやっかいな虫ですね。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
蚊
プーンと寄ってきて刺してくる蚊。
ファミリーキャンプを楽しむ中で、やっかいな虫の種類と言えば「蚊」ですよね。
夏の暑い季節には特に、蚊に刺されることが悩みの種となることもあります。
蚊に刺されるとかゆみや赤い腫れができて、快適なキャンプが台無しになってしまうことも。😓
蚊は身近に発生する虫ですが、キャンプ場でも発生します。
特に水のあるところは注意ですね。
蚊は水のあるところに卵を産み付け、水の中で成長するので、水たまりなどの水気があるキャンプ場では蚊が出没すると思ったほうがいいでしょう。
僕はなぜか蚊がよってきやすい。😅
アブ
アブはハエの仲間ですが、10~30mmくらいの大きさで、人間の皮膚を噛んで出血させて血を吸います。
噛まれた患部は腫れてしまい、痛みや痒みの症状が出ます。😨
皮膚を噛むってこわいですよね。😓
6月から9月にかけてアブの発生が増える期間です。
まさに夏のレジャーシーズンに活発になるやっかいな虫ですね。
キャンプ場でもけっこう見かけるので要注意です!
ブヨ
ブヨはキャンプ場でよく見る虫の一つです。
正式名称は「ブユ」なのですが、「ブヨ」や「ブト」と呼ばれることがあるようです。
実際僕は「ブヨ」と呼んでいます。
呼び方はさておいて、ブヨも蚊やアブと同じように人間の皮膚から吸血します。
蚊と異なるのは皮膚を噛み切り、毒素を注入して吸血をするところです。😨
ブヨに刺されてしまうと、患部が赤く腫れて激しい痒みの症状が出ます。
その症状が1週間から2週間程度続いてしまうので、やっかいな虫ですよね。
ブヨが発生するのは3月から10月頃までのようで、キャンプシーズンと重なっていますね。😅
僕もキャンプ場でブヨに足を刺された経験があります。
そのときは強い痒みが2週間続き、3週間目からようやく痒みが落ち着きました。😢
とにかく痒みが引かないんです!
当時は、刺された直後は特に痛みは無く、気づいたら患部が腫れていて「あれ?」という感じなんですよね。😅
ブヨは音も無く近づいてきて、刺された直後は痛みも無いのでとてもやっかいです。
ブヨは気づいたら刺されているパターンですね。
ハチ
刺す虫の代表と言っても過言ではないハチ。
ファミリーキャンプではハチにも注意が必要です。
ハチの活動期間は4月から11月くらいと言われており、まさにキャンプシーズンと重なっているんですよね。
特にハチの中でも恐れるべきスズメバチに関しては9月10月が警戒心が強まるシーズンだと言われています。
秋のキャンプシーズンはハチに注意!
もしスズメバチに遭遇したら刺激せずに静かにその場を離れましょう!
ハチに刺された場合は痛みが伴いますが、もし刺されたのが2回目以降の場合、アナフィラキシーショックのリスクもあり注意が必要です。
毛虫
チョウチョやガの幼虫で毛に覆われているイモムシ、いわゆる毛虫には人を刺す毒性を持つ種類がいます。
チャドクガ、ドクガ、マイマイガなど、一部のガの幼虫などが毒性のある毛虫のようです。
ただ、僕は昆虫は専門外なので、とりあえず毛虫を見つけたら避けるようにしています。😅
みなさんも触らずに避けるのが無難だと思います。
毛虫は樹木に発生するため、木々が生い茂っている環境では毛虫との遭遇には注意ですね。
キャンプ場は森林に囲まれた環境もよくありますので、キャンプで毛虫を見かけることはよくあると思います。
毛虫は6月から10月が発生しやすいようで、やはりキャンプシーズンと重なっているので木々のあるキャンプ上では要注意ですね。
ムカデ
百足と書くくらい足がたくさんあるムカデ。
足がたくさんあって見た目が苦手な人も多いのではないでしょうか。
そんなムカデですが、噛まれると激痛が走ります。
「激痛が走ります」と言い切ったのには理由があって、実は僕自身が体験済みなんですね。😅
実は寝ているときにムカデに顔を噛まれたことがあります。😂
普通に寝ていたら、顔に違和感があって目が覚めたんですが、目が覚めたら違和感が激痛に変わり、何が起きているのか分からずにとりあえず爆睡しているママを起こしました。😂
寝ているときに噛まれたようで、被害の瞬間は抑えられなかったのですが、僕の寝ているそばにムカデが歩いていたので、原因はこれしかないと判断しました。😅
そんなこんなでムカデに顔面を刺されるという貴重な経験をした僕はすっかりムカデが嫌いになりました。
ムカデこわい。😅
ハエ
食べ物に寄ってくるハエ。
キャンプ場でもハエは現れます。
バーベキュー中にハエが食べ物に寄ってくるのは嫌ですよね。
せっかく焼いたお肉にハエが止まってしまった、、、なんてことにはなりたくないです。😭
また、ハエの中には「サシバエ」という針状の口で吸血するハエが存在します。
刺してくるハエこわっ
さっきから吹き出しで怖がってばかりの僕ですが、今までサシバエに刺されたことはなく、これまで遭遇したことがあるのは、ただただ鬱陶しい刺さないハエです。
なので大抵は刺してこないハエに遭遇するのですが、刺すことはないものの、食べ物への被害がこわいのがハエですよね。
マダニ
川原の土手などの草むらや山林を好んで生息するマダニ。
キャンプ場ではマダニとの遭遇にも気をつけたいところ。
春から秋にかけて多く発生するといわれており、こちらもキャンプシーズンと重なっています。
マダニは吸血対象の皮膚に頭を突っ込んで吸血をするのですが、刺されている部位には痛みや痒みの自覚症状がないことが多いようで、なかなか気づきにくいようです。😩
ちなみに、僕は昔マダニに刺されたことがあります。
そのときは、なんとなく下腹部がチクチクする感じがあって、少し掻いて治っていたのですが、同じところがまたチクチクするので、ズボンの中を確認したらマダニがいたんですよね。😰
自分の皮膚に虫が頭を突っ込んでいるのを目の当たりにすると結構焦りますね。😅
自分に突き刺さる虫を見て結構焦った!
ファミリーキャンプ虫除けアイテム4選
ここからは嫌な虫たちから被害を受けないように、ファミリーキャンプでの虫除け方法を紹介します。
- 虫除けスプレー
- 蚊取り線香
- 蚊帳
- オニヤンマくん
それぞれ見ていきましょう。
虫除けスプレー
虫除けの方法といえば虫除けスプレーと言っても過言ではないくらい、虫除け方法の代表的存在な虫除けスプレー。
肌や服の上からスプレーするだけで虫が寄ってこなくなる、便利なアイテムですよね!
キャンプ場に到着したら、まず虫除けスプレーを使って、テント設営に臨むことで虫刺されの心配なく設営に集中することができますね。😁
ただしファミリーキャンプで注意したい点として、虫除けスプレーには12歳未満には使用できないものがあるということを覚えておきましょう。
虫除けスプレーには「ディート」という虫除け成分含まれています。
このディートの含有率が10%以下(部外品)の商品は6ヶ月以上、12歳未満まで使えることができますが、30%の商品は12歳以上からしか使わないよう制限があるということです。
また、ディートが10%以下の場合でも、2歳以上12歳未満の場合は1日1〜3回、生後6ヵ月以上2歳未満の場合には1日1回と使用回数が定められているのでこちらも注意ですね。
蚊取り線香
着火して置いておくだけで、殺虫成分が含まれる煙が発生し虫除け効果のある蚊取り線香。
緑色でくるくる模様の形状が夏の風物詩とも言えますよね!
そんな蚊取り線香ですが、人体への安全性は高くて安心です。
その理由として、蚊取り線香で使われるピレスロイドという殺虫成分は、体に入っても速やかに分解され、短時間で体外へ排出される特徴があるため、安全性が高いんですね。
これは赤ちゃんでも同様の安全性のため、小さい赤ちゃん連れのファミリーキャンプでも安心して使えるのが良いですよね。😁
ただし、子供が誤って火種に触ってしまわないようには注意です。
火傷には注意!
火種の部分は大変な高温になっていますので、触って火傷しないようにだけは気をつけましょう!
蚊帳(かや)
寝るときに蚊帳を設置することで、虫を物理的に寄せ付けなくすることができますね!
キャンプサイトでゆったりと時間を過ごす際や、夜寝る際に蚊帳を使えば蚊などの虫に刺されないため、安心して過ごすことができます。
蚊取り線香の煙や虫除けスプレーの匂いが苦手な場合は蚊帳はオススメです。😁
網が破れてしまうと隙間から虫が入ってきてしまうので、破れてしまわないように扱いには注意したいですね。
オニヤンマくん
リアルなオニヤンマの造形ストラップです。😆
実はオニヤンマは蚊、ハエ、アブ、ブヨなど、キャンプで出会いたくない虫を捕食するんですよね。
なので、このオニヤンマくんをストラップとしてつけていると、嫌な虫が寄ってこないという効果があるアイテムです。😄
↑我が家のキャンプサイト見守るオニヤンマくん。😁
半分は虫好きの次男がおもちゃとして遊んでいたことはご愛嬌ということで。😂
子供はおもちゃとしか見てない!😂
ファミリーキャンプテント内の虫除け方法
テント内の虫除け方法についてもお話しします。
室内用の殺虫スプレーが簡単でおすすめ。
ワンプッシュの殺虫スプレー
ワンプッシュの殺虫スプレーがテント内の虫除けにはおすすめです。
1回のプッシュで12時間蚊の侵入を防いでくれます。
テントに人がいない日中にシュっとスプレーしておけば、夜は蚊がいない快適な状態で寝ることができますね。
人がいないときに使用するように注意しましょう。
ワンプッシュの簡単スプレーはおすすめです。
ファミリーキャンプの虫除けハッカ油
虫除けにはハッカ油も有効です。
子供にも安心な成分のためファミリーキャンプではおすすめの虫除けグッズ。
詳しく見ていきましょう。
ハッカ油
できるだけ体に負担の少ないものを虫除けスプレーがないかな?
そんな方にはハッカ油で作る虫除けスプレーがオススメです。
【材料】
- ハッカ油…10滴
- 無水エタノール…10mL
- 水…90mL
- スプレー容器…1本
作り方は簡単で、スプレー容器に無水エタノールを入れ、ハッカ油を10滴加えます。
最後に水を加えて容器の蓋を締め、よく振って混ぜたら完成です。
刺激が強い場合はハッカ油の量を少なくすることで調整できます。
ハッカ油で作ったスプレーを使って肌に吹き付けておくことで、虫が寄りつきにくくなります。
虫はハッカ特有の香りを苦手なんですね。
小さい子供も安心!
ファミリーキャンプでは小さいお子さん連れの場合もあると思いますが、ハッカスプレーなら人体に害のある成分が使われていないため安心して使えますね。😁
まとめ
いかがでしたでしょうか。
虫対策の工夫、虫除け方法について解説しました。
しっかりと虫除け対策をし、楽しいファミリーキャンプにしましょう!
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