ファミリーキャンプにグランドシートはいらない?必要な理由と代用方法

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グランドシートはいらない? 持ち物

こんにちは!

テント設営に使うと言われている「グランドシート」、なんのために使うのか、本当に必要なものなのか、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

「グランドシートって本当に要るの?」

「グランドシートは買わなきゃダメ?」

そんなあなたにグランドシートの必要性、いらないケースを解説します。

この記事では、そもそもグランドシートとは?ファミキャンでグランドシートがいらない状況がある?グランドシートに必要な条件など解説。

さらにグランドシートの代用品グランドシートを使うメリット・デメリットも!

この記事はこんな方におすすめです

  • ファミリーキャンプでグランドシートが必要か知りたい
  • ファミリーキャンプでグランドシートの代用品があるか知りたい
  • グランドシートが無いとどうなってしまうのか知りたい

それではいきましょう!

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ファミリーキャンプ|そもそもグランドシートとは?

グランドシート

そもそもグランドシートってなんでしょうか。

グランドシートとは「地面とテントの間に敷くシート」で、以下の役割があります。

【グランドシートの役割

  • テントの保護
  • テントへの浸水を防ぐ

詳しく解説しますね。

テントを保護する役割

グランドシートにはテントを保護する役割があります。

テントを直接地面に設置すると、テントが傷つきやすいリスクがあるんですよね。

キャンプ場の地面が裸足で歩いてもなんら問題ないキレイな表面ならいいんですけど、現実はそんなことはなくて、ゴツゴツした石が飛び出ていたり、小石が転がっていたりします。

裸足で歩いたら「イタイイタイ!」といいリアクションを取れるような地面なので、テントを直接地面に設置して使うと傷つきやすいんですよね。

そこでグランドシートの登場なんですが、地面とテントの間に敷くことで、テントが直接ダメージを受けることがないようにできるわけです。

テントを保護する役割が一つ目です。

テントへの浸水を防ぐ役割

テントへの浸水を防ぐ役割が二つ目。

「え!?テントって浸水しちゃうの!?」って思った方、まぁちょっと聞いてください。

テントは耐水性のある生地とはいえ、長時間水にさらされていたりすると、水が浸みてくるんですよね。

実際、我が家の経験した雨キャンプで1日中強い雨にさらされたことがあったのですが、雨がテントに浸みてきました

これはテントの床面も同じ話で、長時間水にさらされていると、水が床面から浸みてきちゃいます

え?でも雨が降ってなければいいんだよね?

そう思うじゃないですか、それがそうもいかないんですよ。

雨が降ってなくても、地面から出てくる湿気や夜露でテントの床面は濡れてしまうんです。

けんた
けんた

厳密にはテントの壁面も夜露で濡れますが、晴れていれば壁面は日中に乾くので問題ないっすね。

なので、床面が浸水しないためにグランドシートがあるわけですね。

地面とテントの間にグランドシートを敷くことで、テントの床面が直接湿気や夜露の影響を受けないようにできるんです。

ということでテントへの浸水を防ぐ役割が二つ目でした。

ファミリーキャンプでグランドシートがいらない状況がある?

ではファミリーキャンプでグランドシートがいらない状況はあるのでしょうか?

考えられる、グランドシートがいらない状況をお話しします。

【グランドシートがいらない状況】

  • 代用品がある
  • テントを使わない
  • テントの汚れが気にならない
  • テントの寿命が気にならない

それぞれ詳しくみていきましょう。

代用品がある

代用品があればグランドシートはいらないですね。

テントの保護と浸水防止にグランドシートが役に立つということはお話ししたんですが、それって言い換えればテントの保護と浸水が防止できるものがあればいいわけですよね。

グランドシートじゃなくても、テントの保護と浸水防止の役割を担うことができればいいので、必ずしもグランドシートでなくともいいわけです。

例えば、ブルーシート。

ブルーシート

地面とテントの間にブルーシートを敷けば、テント床面の保護と浸水防止が実現できますね〜。

代用品があるのがいらない状況の一つですね。

テントを使わない

そもそもテントを使わなければグランドシートはいらないですね。

コテージ泊だったり、グランピングなどテントを使わないキャンプスタイルはあります。

コテージもグランピングも床面の心配は不要なので、グランドシートの出番はないですね。

テントの汚れが気にならない

テントの汚れが気にならない場合はグランドシートがいらないです。

グランドシートはテント床面の保護をしますが、傷を防止する他にも汚れも防いでくれます。

テントを地面に直接置くと、テントの底に土汚れがついちゃいます。

しかも地面の湿気や夜露で濡れるので、泥汚れになっちゃうんですよね。

そんな汚れを代わりに受けてくれるのがグランドシート様なんですが、テントの汚れが気にならない場合はグランドシートはいらないですね。

テントの寿命が気にならない

テントの寿命がきにならないワイルドな人もグランドシートはいらないですね。

テントも長い目で見れば消耗品なので、使えば使うほど寿命は減っていくわけなんですが、激しく使えばそれだけ傷んでいくスピードは速いんですよね。

テントの傷む主な理由として、地面と擦れたり水に濡れたりがあるのですが、これってまさにグランドシートが守ってくれる内容なんです。

テントの寿命を長引かせてくれるグランドシートはナイスですよね〜。

それでも、テントの寿命なんか気にならない豪傑な方に限り、グランドシートはいらないです。

ファミリーキャンプでグランドシートに必要な条件

ここではファミリーキャンプでグランドシートに必要な条件をお話します。

【グランドシートに必要な条件

  • 適切なサイズ
  • 耐水性

詳しく解説します。

適切なサイズ

グランドシートは適切なサイズが重要です。

グランドシートはテントの床面を保護する役割だということはここまでお伝えした通りですね。

保護するためにはテントの床面とサイズが近い必要があるのはなんとなくイメージできるかと思います。

具体的にはテントのサイズから10cm程度内側になるサイズであればOKです。

この「内側になる」ことがとても重要なんです。

テントの内側に敷く効果

テントの内側に敷く効果を説明します。

どういうことか図で説明しますね。

ちょっと、下のつたない絵を見てください。

グランドシートで雨の浸水を防ぐ

テントを真横から見た構図なんですが、テントの下にある緑の線がグランドシートを表して、水色の矢印が雨水の進む方向を表してます。

地面に落ちた雨がテントの下に入って行く場合に、グランドシートが敷いてあるのでテントの床には水が直接あたらないよっていう構図になっています。

テントの床は濡れないでグランドシートだけが濡れる構造になるのが、テントの内側に敷く効果なんです。

テントの外側に敷いてはいけない理由

次はテントの外側に敷いてはいけない理由を説明しますね。

下の絵を見てください。

雨がグランドシートから浸水

同じくテントを真横から見た図ですが、今度はグランドシートがテントからはみ出しています

この場合、テントからはみ出た部分に雨が降ることで、水がグランドシートの上を伝ってテントとグランドシートの間に入っちゃうんですよね。

こうなってしまうと、せっかく浸水防止のためにグランドシートを敷いているのに、その目的が果たせなくなってしまうんです。

なので、グランドシートはテントの外側にはみ出していけないんですね。

テントとグランドシートのサイズ感

テントとグランドシートのサイズ感をみていきます。

我が家が愛用しているコールマンのドームテント「タフワイドドーム Ⅳ/300」と、専用グランドシートサイズはこんな感じ。

グランドシートのサイズ説明

↑毎度絵がつたなくてすいません、テントを真上から見た図です。

外側の茶色い四角がテントで、内側の緑の四角がグランドシートです。

それぞれのサイズは記載の通りなんですが、ポイントはグランドシートがテントに比べて一回り小さいというところですね。

テントとグランドシートに四辺10cmの差ができるサイズ感になっています。

テントより大きくなると雨で浸水してしまうし、逆にグランドシートが小さすぎると、保護する役割が担えなくなってしまうので、このくらいのサイズ感がいい感じなわけです。

耐水性

グランドシートには耐水性が必要です。

地面とテントの間に敷くので、湿気や雨による水からテントを守る必要があるわけですね。

耐水性の目安としては耐水圧という数値が1,500mm以上あればOK

耐水圧というのは、生地の上に1cm四方の筒を立てて筒の中に水を入れた際に何メートルの高さまでの水に耐えられるか、という指標になります。

例えば、耐水圧1,500mmのグランドシートの場合は、以下のイメージです。

耐水圧説明

↑はい、毎度お馴染みつたない絵です。

生地の上に1cm四方の筒を立てて、筒に水をどんどん入れていき、最終的に1,500mmまで耐えられた(水を通さなかった)ということですね。

けんた
けんた

筒長っ!

耐水圧の高さがグランドシートに必要な条件の二つ目でした。

ファミリーキャンプでグランドシートの代用品

ここではファミリーキャンプでグランドシートの代用品になるものをご紹介します。

【グランドシートの代用品

  • ブルーシート
  • グリーンシート
  • レジャーシート

それぞれ解説しますね。

ブルーシート

ブルーシートがあればグランドシートの代わりに使えます。

ブルーシートなら水を通さないし、テントのキズも防止できますね。

安価で入手しやすいのもポイント高し。

サイズさえ合えばブルーシートは代用品としてけっこうおすすめです。

ただ、ブルーシートは重いのが難点ですね〜

グランドシートやレジャーシートと同じイメージで持つと、重さのギャップがすごいっす。

とはいえ代用品としてブルーシートはおすすめです。

グリーンシート

グリーンシートもグランドシート代用品としておすすめ。

ブルーシートと近いイメージですが、グリーン色がキャンプシーンにはマッチするのがいいですね。

もともと屋外での養生やキャンプシーンで使うことを想定して作られているので、耐久性や耐水圧は安心できるレベル

手持ちのテントとサイズ調整さえできれば安心して使える代用品です。

グリーンシートもおすすめですね。

レジャーシート

レジャーシートもグランドシートの代用品として使えます。

そもそも地面に敷く想定で作られているので、役割としては近いものがありますからね。

ブルーシートに比べると耐久性が不安なところがあるんですが、そこはあくまで代用品ってことで。

心配なのはサイズですね。

グランドシートの代わりを務めるんなら、テントの床面サイズから一回り小さいくらいのサイズの必要があるんですが、レジャーシートってテントに比べるとけっこう小さいじゃないですか。

サイズによっては2枚とか3枚組み合わせて使うのがいいかもしれませんね。

ファミリーキャンプでグランドシートを使うメリット・デメリット

ここではファミリーキャンプでグランドシートを使うメリット・デメリットをまとめます。

メリット デメリット
  • テントの汚れを防止できる
  • テントの傷を防止できる
  • テントの床下浸水を防止できる
  • テントの底冷えを軽減できる
  • 濡れたら乾かす必要がある
  • 購入に初期費用がかかる

メリットとデメリットをそれぞれ見ていきます。

メリット

まずはメリットです。

ここまでの説明でも触れてきましたけども、グランドシートを地面とテントの間に敷くことで、テントの汚れや傷を防止できるんですよね。

また、地面から発生する湿気や夜露がテントに直接つかなくて済みますし、雨が降ったときに水が上がってくることも防げるので、床下浸水が防止できますね。

けんた
けんた

テントの床下浸水はうっとうしいですよ〜。

浸水したテントの床面

↑これ、実際に浸水した我が家のテントなんですが、こうなるとキツイっす。

さらに、グランドシートを敷いておくことで、テント内の底冷えを軽減することができます。

テントを直接地面に置くよりも、間にグランドシートが挟まっていることで、地面の冷気を受ける影響を少なくできるんですよね。

グランドシートにはテントを保護するだけでなく、中で過ごす人の快適さにも影響するんですね。

デメリット

次はデメリットです。

デメリットは正直、2つだけですね〜。

メリットの説明でもあったように地面の湿気を代わりに受けてくるので、グランドシートは濡れるんですよね。

なので、使った後は乾かさないといけないんですが、テントを乾かすことに比べたら大した手間じゃないので僕的には全然問題ないですね。

というか、グランドシートを敷かなかったらテントの底が濡れるわけで、そうなると結局テントの底を乾かさないといけないので、正直手間は変わんない気がします。

それから、購入に初期費用がかかるんですが、まぁこれは当然っちゃ当然で、入手するにはコストがかかりますよね。

ピンキリですが大体数千円で購入できるので、それくらいのコストがかかると思っていただければOKです。

デメリットはこの2つくらいですね。

けんた
けんた

テントが傷ついたり濡れたりした場合のコストを考えたら全然OK!

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

ファミリーキャンプでグランドシートがいらない代用品や、グランドシートの必要性についてお話ししました。

グランドシートが必要なのか、疑問解消に役立てたら幸いです。

それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!

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