こんにちは!
ファミリーキャンプをするために欠かせないキャンプ場。
だけどキャンプ場の料金がいまいちわからないってことありませんか?
「キャンプ場の料金がわかりにくい」
「キャンプ場の料金の見方がよくわからない」
今回はそんなお悩みを解決すべく、ファミリーキャンプの料金は人数分必要か、キャンプ場料金の見方、そしてキャンプ場の料金体系がわかりにくい理由をファミリーキャンプ歴10年以上の私がわかりやすく解説します。
【この記事はこんな方におすすめです】
- ファミリーキャンプでは料金が人数分必要か知りたい
- キャンプ場の料金体系がどうなっているのか知りたい
- キャンプ場の料金の見方を知りたい
それではいきましょう!
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ファミリーキャンプの料金は人数分必要か
ここではファミリーキャンプの料金が人数分必要になるのか解説していきます。
結論としては、多くの場合は人数が増えるほど料金が増えます。
一部のケースで人数に関係なく料金が決まる場合がありますが、このあたりがよくわからないことが多いのではないでしょうか。
特にキャンプに慣れていない方はキャンプ場の料金体系に「?」と思うこともあると思います。
「多くの場合は人数が増えるほど料金が増える」というのがどういうことなのか、以降のパートで説明していきますね。
キャンプ場料金の見方
ここではキャンプ場の料金体系の見方を解説します。
実は、キャンプ場の料金には大きく4パターンの料金体系があります。
まずは次の表をご覧ください。
No | パターン | 概要 |
① | 基本料金+人数次第で追加料金 | 一定人数までは基本料金以内で収まり、一定人数を超えた分だけ追加料金が発生する体系。 |
② | 人数や張数で積み上げ | 利用人数分や利用するテントやタープの張る数分だけ料金が積み上がる体系。 |
③ | サイト宿泊料金+人数分必要な料金 | 泊数分のサイト料金に加え、人数分必要な料金がかかる体系。 |
④ | サイト宿泊料金のみ | サイト宿泊料金のみ必要な体系。 |
全国に家族多くあるキャンプ場の料金体系は基本的に上記の4つに当てはまるんですよね。
それぞれのパターンを詳しくみていきましょう。
①基本料金+人数次第で追加料金
①のパターンは、基本料金に人数次第で追加料金が加わる料金体系です。
利用人数が一定人数までは基本料金内で収まるのですが、一定人数を超えた場合には一人あたりの追加料金が発生します。
例えば次の料金表を見てみましょう。
サイトL | サイトM | 電源サイト | |
基本料金/泊 | ¥4,500 | ¥4,200 | ¥5,500 |
基本料金に含まれる人数 | 2名 | 2名 | 2名 |
追加料金 大人(高校生以上)1名/泊 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,000 |
追加料金 子供(中学生以下)1名/泊 | ¥500 | ¥500 | ¥500 |
上記の料金表では2名までであれば、支払うのは基本料金だけになります。
2名までなら基本料金に含まれていますね。
3名からは表に記載の追加料金が発生し、人数分の追加料金が加わる形ですね。
例えば我が家は大人2名、高校生1名、小学生2名という5人家族なのですが、我が家がサイトLで1泊する場合で考えてみます。
2名分が基本料金に含まれ¥4,500+高校生の追加料金が¥1,000+小学生の子供2名分の追加料金で¥500+¥500、合計で¥6,500円になりました。
今回の例では基本料金に含まれる人数は2名でしたが、この人数はキャンプ場によって様々です。
実際に2名のところもあれば、3名だったり4名だったりするので、実際のキャンプ場料金情報で確認してみましょう。
この料金体系は基本料金に収まりさえすれば割とリーズナブルに利用できるケースが多いのが魅力的ですね。
基本料金+人数次第で追加料金が発生する体系が1つ目のパターンでした。
②人数や張数で積み上げ
②のパターンは人数や張数で金額が積み上がっていく体系です。
この料金体系では、基本料金やサイト料金という概念はなく、利用する人数分や張数分の料金の合計で支払額が決まります。
張数によって金額が決まるので、人数の変動は金額には影響しない料金体系になります。
次の料金表を見てください。
大人/1泊/1名 | ¥1,500 |
子供(〜小学生)/1泊/1名 | ¥1,000 |
車(1台) | ¥1,000 |
バイク(1台) | ¥500 |
上記の料金表では基本料金やサイト料金という項目はなく、利用人数や車の台数で金額が決まる料金になっています。
もしも我が家が利用するならば、大人3人(上の子が高校生)と子供2人、車が1台分で1泊¥7,500円になる計算ですね。
また、テントやタープの張数で料金計算される場合が以下のような料金表になります。
テント1張/1泊 | ¥2,000 |
タープ1張/1泊 | ¥1,000 |
この場合は利用するテントやタープの数(張数)で料金が決まりますね。
我が家がテントとタープを1張ずつ利用する場合は¥3,000円必要ということになります。
ちなみ、大型テントや大型タープは2張分の料金になるところもけっこうあります。
人数や張数で積み上げる料金体系が2つ目のパターン。
③サイト宿泊料金+人数分必要な料金
③のパターンはサイト宿泊料金+人数分必要な料金がかかる体系。
泊数分のサイト宿泊料金に加えて、人数分の諸費用が必要になります。
人数分必要な諸費用の中で代表的なものに「入場料」があります。
入場料といっても泊数分の入場料がかかるケースが多く、例えば2泊するなら2泊分の入場料が必要になるキャンプ場が多いですね。
例えば次のような料金表があったとします。
入場料1名様 | 大人500円、子供(〜小学生)200円 |
宿泊料 | 4,000円 |
この場合、我が家5人家族が2泊するとしたら、以下のようになります。
1泊目 | 入場料(大人3名、子供2名) | ¥1,900 |
宿泊料 | ¥4,000 | |
2泊目 | 入場料(大人3名、子供2名) | ¥1,900 |
宿泊料 | ¥4,000 | |
合計 | ¥11,800 |
あれ?入場料って2泊目も発生するの?
「入場料」という言葉が誤解を生みそうな表現なのですが、実際には泊数分発生するケースが多いです。
僕がリサーチしたところ、入場料は泊数分必要になるキャンプ場が多いんですよね。
入場料が1泊目だけ発生するキャンプ場もあるのですが、ここはキャンプ場次第なので実際に行くキャンプ場へ要確認ですね。
また、「入場料」ではなく「設備利用料」や「環境美化費」などの名目で人数分の費用が必要になるキャンプ場もあります。
要するに人数分の手数料のようなものだと思えばいいですね。
個人的には「入場料」は初日だけ発生のイメージがあるので、「設備利用料」とかにしてもらえるとわかりやすいんだけどな。
サイト宿泊料金+人数分の入場料が3つ目のパターンでした。
④サイト宿泊料金のみ
④のパターンはサイト宿泊料金のみの料金体系。
人数分の費用や基本料金範囲を超えた追加費用などはなく、泊数分のサイト宿泊料金だけが必要になるシンプルなパターン。
例えば以下のような料金表があったとします。
区画サイト | ¥5,000 |
区画サイト(電源付き) | ¥5,500 |
フリーサイト | ¥4,500 |
もし電源サイトに2泊するなら¥5,500×2で¥11,000になります。
人数で変動する計算は不要なのでわかりやすいのが嬉しい。
ただし、ここで注意しておきたいのが、料金は人数によって増える事はなくても、サイトを利用できる定員人数が定められているケースがあるということです。
人数が増えても料金が変わらないからとはいえ、定員を超えた人数で利用する事はできません。
例えば定員5人までと定められている場合は、6人以上での利用はできないと言うことになります。
ちなみに、定員が定められていること自体は他の①から③の料金パターンでも同じことが言えますので、定員以内に収まる人数かは確認しましょう。
わかりやすい宿泊料金のみが4つ目のパターンでした。
キャンプ場の料金体系がわかりにくい理由
キャンプ場の料金体系がわかりにくいと思ったことありませんか?
ここではキャンプ場の料金体系がわかりにくい理由をお話しします。
【料金体系がわかりにくい理由】
- シーズンによって値段が異なる
- キャンプ場によって言い方が異なる
- キャンプ用語が多い
それぞれ見ていきましょう。
シーズンによって値段が異なる
シーズンによって値段が異なるのがわかりにくい場合がありますね。
キャンプ場の料金はキャンプオンシーズンでは料金が高めに設定されていることがよくあります。
逆にオフシーズンでは低めに設定されているわけですね。
以下のような表記を見たことありませんか?
オートサイト | 4,000円~5,000円 |
4,000円から5,000円ってなんで幅があるんだ?
これ、時期による金額変動を表していることが多いんですよね。
例えばレギュラーシーズンの宿泊料が4,000円で、書き入れ時ハイシーズンの宿泊料が5,000円の場合、上記の表記のように金額に幅を持たせた表記になっていることがあります。
キャンプ場によっては以下のようにシーズンを明記しているところもあるので、この場合はぱっと見でわかりやすいかなと思います。
レギュラーシーズン | ハイシーズン | |
オートサイト | 4,000円 | 5,000円 |
こっちの方がわかりやすいですよね。
ちなみに、季節ごとのシーズンによる金額変動もありますが、週末が高めに設定される金額変動もあります。
例えば平日の宿泊料よりも土日の宿泊料が高かったり、ホテルなんかでもよくありますがキャンプ場もよくあります。
金額変動する要素があるとやっぱり幅のある表記がされたりするので、このあたりがわかりにくくなりがちなんですよね。
シーズンによって値段が異なるのがわかりにくい理由ですね。
キャンプ場によって言い方が異なる
キャンプ場によって言い方が異なるのがわかりにくい理由ですね。
違う言葉が使われていると、意味が違うと思いますよね。
例えばキャンプシーズンを表すシーズン名ひとつとっても、「オン、レギュラー、ハイ、トップ」と呼ばれたり、「バリュー、レギュラー、トップ、ハイトップ」と呼ばれたりとキャンプ場によって様々です。
キャンプ場共通の呼び方として統一してほしいところですが、呼び方がバラバラなのが現状です。
ちなみに「オン、レギュラー、ハイ、トップ」も「バリュー、レギュラー、トップ、ハイトップ」と左から金額が低い順になり、右に行くほど金額が高く(繁忙である)なります。
中には「レギュラー、オン、ミドル、ハイ」という言い方をしているところもあるのですが、「レギュラー」と「オン」が逆になっていたりして、これがまたわかりにくい理由になっていますね。
正解がないのでどちらも間違ってはいないのですが。😅
他にも、あるキャンプ場では「キャンプサイト」と呼んでいて、他のキャンプ場では「テントサイト」と呼んでいたり、言い方の違いがちょいちょい見られます。
キャンプ場によって言い方が異なるのがわかりにくい理由の一つですね。
キャンプ用語が多い
キャンプ用語が多いこともわかりにくい理由の一つではないでしょうか。
料金説明を読んでいて、専門用語がわからずに理解しきれなかったということもあると思うんですよね。
そこで、料金説明の中でよく出てくるキャンプ用語をまとめてみました。
- テントサイト
- オートサイト
- 区画サイト
- フリーサイト
- 電源サイト
- 一般サイト
- 屋根付きサイト
- デイサイト
- デイユース
- シーズン
- サイト料、サイト利用料
- 定員
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- バンガロー
- キャビン
- トレーラー
- ソロ
- デュオ
キャンプ場の料金説明によく出てくる言葉を説明しますので参考にしていただければと思います。
テントサイト
テントは張る場所を指す。
区画サイトやフリーサイトなど具体的なサイトを含む広義の言い方。
キャンプサイトと呼ぶ場合もある。
オートサイト
車をサイト内に横付けすることができるテントサイト。
駐車場から荷物を運ぶ必要がないので楽。
区画サイト
利用者を分ける仕切りがあり、区画が決められているテントサイト。
区画サイトを一つ利用するための料金となる。
フリーサイト
仕切りのないサイト。
自由に好きな場所を確保してテントを立てる。
電源サイト
電源付きのサイト。
コンセントを使うことができるので、有線の電気機器を使ったキャンプができる。
一般サイト
キャンプ場毎に意味が異なり、「当キャンプ場の基本形です」的なニュアンスで使われていることが多い。
フリーサイトを指すキャンプ場もあれば、区画サイトを指すキャンプ場もある。
屋根付きサイト
文字通り屋根が付いているテントサイト。
雨が降ってもテントが濡れずにすむメリットがある。
デイサイト
日帰りキャンプ用サイトのこと。
「デイキャンプ用サイト」とか、単に「デイ」と書いてある場合もある。
デイユース
日帰り利用こと。
単にデイユースと書かれている場合は日帰りキャンプを指すことが多く、バンガローデイユースなどと記載されていればバンガローの日帰り利用を指す。
シーズン
キャンプ場の繁忙期や通常時期を表現する言葉。
レギュラーシーズンやオンシーズンなどは通常時期を指し、ピークシーズンやトップシーズンは繁忙期を指すことが多い。
ただし実際の言い方はキャンプ場によってまちまち。
サイト料、サイト利用料
テントサイトの宿泊料や利用料を指す。
一般的には一泊あたりの料金を指す。
定員
一つのサイトで利用可能な最大人数を指す。
キャンプ場によっては定員を超えた場合にも追加料金を払えば利用可能としている場所もある。
アーリーチェックイン
所定のチェックイン時刻よりも早くチェックインできるサービスプラン。
具体的な時刻はキャンプ場次第で、一般的には追加料金が必要になる。
レイトチェックアウト
所定のチェックアウト時刻よりも遅くチェックアウトできるサービスプラン。
具体的な時刻はキャンプ場次第で、一般的には追加料金が必要になる。
バンガロー
簡易的な宿泊施設を指す。
一般的には木造の小屋であることが多い。
キャビン
簡易的な宿泊施設を指し、バンガローと同程度の施設。
ケビンと呼ぶケースもあり。
トレーラー
トレーラーハウスのこと。
キャンピングカーの一種で、車で牽引して運べる家。
宿泊施設として常設してあるキャンプ場がある。
ソロ
一人で行うキャンプのこと。
ソロキャンプサイトやソロサイトは一人キャンプ専用のサイト。
デュオ
二人で行うキャンプのこと。
デュオキャンプサイトやデュオサイトは二人キャンプ専用のサイト。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人数が増える分必要なものは数や大きさの考慮が必要でしたね。
そして荷物をどこに置くか、我が家のおすすめをご紹介させていただきました。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
↓これからファミリーキャンプを始めようとしている方は必要最低限の道具もチェック!
↓行くキャンプ場が決まったら、タイムスケジュールの参考に以下の記事もおすすめです!
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