こんにちは!
ファミリーキャンプでの楽しみの一つといえば焚き火。
楽しい焚き火ですが、後片付けのコツがあるのをご存知ですか?
「焚き火の片付けはどうしたらいい?」
「焚き火で残った灰はどこに捨てる?」
そんな焚き火初心者の方に向けて、この記事では焚き火は夜寝る前に消す、朝の焚き火を片付けるタイミング、灰処理で気をつけること、後始末は灰の扱いがポイントをファミリーキャンプ歴10年以上の私が実体験も踏まえてお話しします。
【この記事はこんな方におすすめです】
- ファミリーキャンプで夜の焚き火で火を消す方法を知りたい
- ファミリーキャンプで焚き火の片付けのコツを知りたい
- ファミリーキャンプで焚き火の灰処理で気をつけることを知りたい
それではいきましょう!
↓我が家お気に入りの焚き火台「ユニフレームファイアグリル」の愛用10年目正直レビューです。
↓ファミリーで焚き火を楽しむなら子供との学火もおすすめです。
ファミリーキャンプ焚き火は夜寝る前に消す
ここではファミリーキャンプの焚き火で、夜寝る前に消す際のポイントをお話しします。
- 火種を散らすと消えやすい
- 火消し壺を使う
- 水をかけない
- 余った薪は片付けておく
それぞれ見ていきましょう。
火種を散らすと消えやすい
焚き火を消す場合、火種を散らすと消えやすいです。
なぜなら、焚き火の火種は種同士が密集して熱が上がること、そして空気を得ることによって燃焼するからですね。
逆に言うと、燃焼するためのこれらの要素を排除してしまえば火は消えると言う事です。
↑こんな感じで密集している火種を散らしてしまいましょう。
この方法の場合は、燃え切らない薪のかけらが残ることがあるので、残ったかけらは翌日使ったり、火消し壺で保管するといいですね。
火消し壺を使う
火消し壺の中に残った火種を入れてしまうのもオススメです。
火種に空気を送らないことで燃焼を止めることができるんですよね。
火消し壺はバーベキューの後などに余った炭を入れて、火を消すことができますが、これは焚き火の後の薪でも同様に使えます。
↑我が家の火消し壺。
バーベキューで余った炭を入れたり、焚き火で残った萌え残った薪のかけらを入れたり、長年愛用しています。
我が家では、これまでキャンプで焚き火をした後に燃えカスの熱が完全に冷めきるまで小一時間待ってたんですよね。
火がちゃんと消えるまでは目を離せないので、いくら眠くてもちゃんと火が消えきってから確認してから寝るようにしていました。
でも火消し壺を使うようになってからは、冷めきっていない燃えカスを火消し壺に入れるだけで終了なので、小一時間待たずにすぐ寝れるようになって焚き火の後がとても快適になりました!
火消し壺で消す方法はおすすめです!
水をかけない
焚き火台に水をかけないようにしましょう。
火を消したいからと焚き火台に水をかけるのはNGです。
まだ熱を持った薪に水をかけてしまうと煙が大量に発生してしまいます。
煙が高温になっている可能性もあり、とても危険なのでやめましょう。
また熱くなった焚き火台に冷たい水がかかることで焚き火台が変形してしまう可能性もあるので、焚き火台のためにも水をかけるのはNG。
水はかけないようにしましょう。
余った薪は片付けておく
焚き火が終わったら余った薪を片付けておきましょう。
薪を地面に置いたままにしておくと、地面の湿気で薪が濡れてしまうんですよね。
できるだけ湿気を避けた場所に置くのがいいですね。
↑地面に置きっぱなしの薪。
実際我が家も2泊したキャンプで、1泊目に薪を地面に置いたままにしてしまって、翌日焚き火をしようとしたときに薪になかなか火がつきづらくなってしまったことがありました。
ようやく火がついたと思ったら、かなり煙が出て煙たい思いをしたのを覚えています。
薪に水分が多く含まれていると、煙が多く出てくるんですよね。
薪が余っても地面に置いたままにせず、湿気を避けて片付けておきましょう。
ファミリーキャンプ朝の焚き火を片付けるタイミング
ファミリーキャンプの最終日、朝に焚き火をする場合は片付けのタイミングが重要です。
チェックアウトに間に合うようにしたいのと、前夜の焚き火も翌朝が片付けやすいことがポイントです。
それぞれ見ていきましょう。
チェックアウトに間に合うように
最終日の朝に焚き火をする場合はチェックアウトに間に合うように意識しましょう。
一度火がついた薪は灰になって燃え尽きるまでそれなりに時間がかかります。
なので、最終日に朝焚き火をする場合はチェックアウトまでの時間を考慮しておきたいところです。
チェックアウトの時間が迫っているときに「薪がまだ燃えている」「焚き火台が熱くて片付けられない」なんて事は避けたいですよね。
昔我が家が行ったキャンプで、最終日の朝に焚き火をしたことがあったんですが、なかなか薪が燃え尽きずにチェックアウトの時間が近づいてきてしまったんですよね。
当時は火消し壷を持ってきておらず、燃え尽きるのを待つしかなかったんですが、おかげでチェックアウトギリギリになってしまいました。
その出来事以降、最終日の朝は時間に余裕を持って焚き火をするように意識するようになりました。
チェックアウトに間に合うように意識しましょう。
前夜の焚き火も翌朝が片付けやすい
焚き火台が完全に冷め切っている朝が片付けしやすいですね。
夜に焚き火が終わった直後では、焚き火台がまだ熱を持っていますし、残った灰や燃えカスも実はまだ熱いかもしれません。
冷めてると思ってゴミ袋に入れたら、まだ熱くてゴミ袋に穴が空いてしまったなんてことも。
翌朝であれば焚き火台も、中の灰や燃えカスも冷め切っているのでトラブルの心配なく片付けることができますね。
キャンプ場の灰捨て場への移動も朝の方が明るくて楽です!
実際我が家もキャンプで焚き火をしますが、灰や燃えカスの片付けをするのは翌朝にしています。
1度夜のうちに片付けようとしたことがあったんですが、焚き火台がなかなか冷めないので、焚き火台の前で冷めるのをひたすら待っていたことがあります。
他の家族はテントに入って寝始めていたんですが、僕は何とか焚き火台を片付けようと思って粘っていました。
今思えば、素直に朝片付ければよかったなと思いますね。
ファミリーキャンプ焚き火の灰処理で気をつけること
ここでは、焚き火の灰処理で気をつけることをお話しします。
- 灰の処理は所定の場所で
- 火を消しても焚き火台に触らないように
- 焚き火台につまずかないように注意
詳しく見ていきましょう。
灰の処理は所定の場所で
灰を捨てる時はきちんと所定の場所で捨てましょう。
キャンプ場では灰を捨てる場所が指定されていることがほとんどです。
というのも、炭や灰を地面に捨ててしまうと土に良くないんですよね。
かといって燃えるゴミとして捨てるのは、燃焼した後の灰が他のゴミに燃え移る危険性があるので良くないです。
灰を捨てる専用の場所がキャンプ場で用意されているので、きちんとそこに捨てるようにしましょう。
昔、我が家が自宅でバーベキューをしたときに、余った残りの炭や灰を庭の端っこに捨てたことがありました。
当時は「肥料になるし、土には良い影響になるよね」くらいに軽く考えていたんですが、数年経っても炭がいっこうに無くならずにその場に残っていたんですよね。
その間、炭を捨てた場所からは草が生えてこなくて、更地のようになってしまいました。
今は捨てた炭を取り除いて、再び草が生えてきて元に戻ったんですが、炭や灰を地面に捨てるとどうなるのかを自分の庭で実際に体験したのでした。
火を消しても焚き火台に触らないように
火が消えても焚き火台には触らないようにしましょう。
火が消えた後も灰になった薪が熱を持っていて、焚き火台は熱い状態がしばらく続きます。
見た目には熱くないように見えることもあるため、子供が予期せず触ってしまったりして火傷しないようにしたいですね。
実際我が家が行ったファミリーキャンプでも、焚き火が終わった後、子供が焚き火台に近づいてきて触れてしまいそうになったことがあったんですよね。
メラメラと炎が燃えている最中は、見た目にもわかりやすいので、子供も近づいたりしないんですが、火が消えていると見た目にはわからないので近づいてきてしまったんですよね。
幸い僕が近くにいたので「まだ熱いから触らないでね」と子供を促すことができたので事なきを得たのですが、 小さい子供がいる場合のファミリーキャンプでは、特に焚き火台の扱いには気をつけないといけないなと改めて思った出来事でした。
焚き火台につまずかないように注意
焚き火台につまずかないように注意しましょう。
焚き火台につまずいてしまうと、焚き火の後で残った灰や燃えカスがひっくり返ってばらまいてしまうかもしれません。
焚き火の最中は炎で周りが照らされているので、焚き火台につまずくなんて事はそうそうないと思いますが、夜の場合は炎が消えると暗くて見えなくなるので足元には注意が必要になってきます。
僕が昔行ったキャンプで、夜中トイレに行った時に焚き火台につまずいてしまったことがありました。
寝ぼけていたのもあって、焚き火台の存在に全く気づかず、思い切りぶつかってしまったんですよね。
ひっくり返るまではいかなかったんですけど、焚き火台の中にあった灰や燃えカスが地面に落ちてしまい、片付けるのにとても大変でした。
その出来事以降は、焚き火が終わった後は焚き火台を人が通る動線を避けて置くようにしましたね。
焚き火台につまずかないように注意しましょう。
ファミリーキャンプ焚き火で後始末は灰の扱いがポイント
焚き火の後始末では灰の扱いがポイントなんですよね。
ここでは、注意したい灰の扱いをお話しします。
雨ざらしにならないように、そして熱が冷えるまで油断しないことがポイントです。
それぞれ見ていきましょう。
雨ざらしにならないように
焚き火台が雨ざらしにならないようにしましょう。
焚き火台が雨ざらしになってしまうと、焚き火台自体にもよくないですし、雨と燃えカスが混じってびちゃびちゃになってしまうのでとても厄介なんです。
後片付けもより大変になってしまうんですよね。
我が家が以前行ったキャンプでは、夜焚き火をして火が消えた後の焚き火台をタープの外側に置いたまま眠りについたことがありました。
寝ている間、夜中雨が降ったようで、焚き火台に水が溜まってしまったんですよね。
燃えカスと雨が混じって、びちゃびちゃになってしまって掃除がめちゃくちゃ大変だったんです。
ただの水じゃないので、その辺に捨てるわけにもいかないですからね。
その出来事以降、焚き火台はタープの内側に移動してから寝るようにしました。
夜中雨が降ってきても、焚き火台が雨ざらしにならなくなったので、余計な掃除をしないで済むようになったんですよね。
焚き火台が雨ざらしにならないように気をつけましょう。
熱が冷えるまで油断しない
熱が冷えるまで油断しないようにしましょう。
焚き火の後始末としては、火が消えたことをしっかり確認するのはもちろん、火が消えた後に残った熱にも注意したいところ。
メラメラと燃える炎がなくなっても、残った灰がまだ熱いということがあります。
見た目には熱くなさそうでも、子供が触ってしまったりしたら危ないですよね。
火が完全に消えるまで気を抜かないのは焚き火の基本。
しっかり火が消えることを確認しましょう。
炎がなくなったら焚き火台を目立たない場所に避けてしまうのがおすすめですよ。
子供が動く動線からは退避させて、大人の目の届く範囲には置いておくと安心です。
あとは寝る前に完全に火が消えていて、触っても火傷しないような温度になっていればオッケーです。
もし触って火傷しそうな温度だった場合には、星空鑑賞でもしながら冷めるのを待ちましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は焚き火の片付け方法、後始末の注意点をお話ししました。
安全に焚き火を行い、灰は適切な場所に捨てることがポイントでしたね。
ぜひ安全に楽しい焚き火を行ってもらえればと思います。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
↓我が家お気に入りの焚き火台「ユニフレームファイアグリル」の愛用10年目正直レビューです。
↓ファミリーで焚き火を楽しむなら子供との学火もおすすめです。
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