こんにちは!
ファミリーキャンプのレイアウトはスムーズに決められていますか?
「テントやタープの場所ってどうやって決めるの?」
「ファミリーキャンプのレイアウトのコツがわからない」
そんなレイアウトのお悩みを持った方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みを持つ方に向けてファミリーキャンプレイアウト術をご紹介したいと思います!
ファミリーキャンプレイアウトは動線が重要、ファミリーキャンプのレイアウトのコツ、レイアウトのファミリー仕様、そしてテントの中のレイアウトについて解説していきます。
この記事はこんな方におすすめです
- 「キャンプレイアウトのコツを知りたい」
- 「レイアウトを決めるポイントを知りたい」
- 「レイアウトのファミリー仕様を知りたい」
それではいきましょう!
↓キッチンレイアウトはこちらで紹介しています!
↓区画サイトのレイアウトパターンを紹介する記事もおすすめです。
ファミリーキャンプレイアウトは動線が重要
ファミリーキャンプのレイアウトは動線が重要です。
ここでは動線を意識したレイアウトのポイントを解説します。
全体の動線をイメージする、車はすぐ動かせる位置に、リビングは通路を確保する、そしてタープとテントを繋げることがポイントです。
それぞれ詳しく解説していきますね。
全体の動線をイメージする
レイアウトを決める際にはレイアウト全体の動線をイメージすることが重要です。
動線を意識して使い勝手の良いレイアウトをイメージすることで、使いやすいキャンプサイトを設営することができます。
例えば、リビングテーブルや、キッチン、肉の焼き場など、食事をする際の動線や、生活するための動線を考えるとイメージしやすいかもしれませんね。😊
自宅の家具のレイアウトを思い浮かべてみるとよいかもしれません。
設営をした後に「使い勝手が悪かった!」なんてことがないように、事前に動線をイメージしてみましょう!
↓設営の時短方法に興味がある方はこちらの記事もおすすめです。
車はすぐ動かせる位置に
これから設営するにあたって、まず気をつけておきたいのが車の位置です。
車はすぐに動かせるようにサイトの入り口付近に停めておきましょう。
車がサイトの奥まった位置に停まっていると、テントやタープを設営した後に動かしづらくなってしまいます。
最悪の場合、車がサイトから出られなくなってしまうことも。😨
我が家がキャンプ初心者だった頃、車が奥にある状態でテントを立ててしまい、車を出すためにわざわざ立てたテントを撤収したことがあります。😅
車はすぐ動かせる位置に停めておきましょう。
リビングは通路を確保する
リビングでは通路を確保するとよいですね。
通路を確保することで動線ができて使いやすいリビングになります。
例えば以下の画像では、リビングテーブルの周囲にクーラーボックスやコンテナなどの荷物を置いていますが、リビングテーブルと荷物の間(赤いライン)を通路にしています。
↑通路を確保して使いやすいリビングに。
通路を確保していないと、わざわざ回り込んで移動しなければならなかったりするので、けっこう不便なんですよね。
通路を確保して使いやすい動線にしましょう!
タープとテントを繋げる
タープとテントを繋げるのも使いやすい動線のポイントです。
上記の画像では、テントにタープの一部が重なるように設営しています。
このように設営することで、寝室とリビングの屋根が途切れない状態になりますね。
雨が降ってきても濡れることなく、寝室とリビングを行き来することができて、快適です。😁
タープを設営する際はテントと繋げるのもいいですね。
ファミリーキャンプのレイアウトのコツ
ここではファミリーキャンプのレイアウトのコツを解説していきます!
ファミリーキャンプのレイアウトのコツ
- テントを建てる場所の注意点
- タープの向きと位置を決める
- テントの向きは風下に向かって
- リビングテーブルは余裕のあるサイズを
- アイテムの高さを揃える
- 他の人のサイトを参考にする
詳しく見ていきましょう。
テントを建てる場所の注意点
自分がイメージした通りにレイアウトしていきたいところですが、ここでテントを建てる場所の注意点をご紹介しておきますね。
地面のでこぼこを避けよう
テントを建てる場所は、地面のでこぼこがなるべく無いところを選びましょう。
でこぼこの場所に建ててしまった場合、寝る時に体に地面がゴツゴツあたって寝辛いです。😢
↓椅子を使わない地べたスタイルというやり方もあります。
地面の傾斜を避けよう
テントを建てる場所でもう一つ気をつけたいのが、傾斜を避けるということですね。
傾斜があると寝ているときに下の方にズレて行ってしまい、途中で起きるはめになります。
僕も実際、斜傾のあるところで一晩を過ごして、下にずり落ちてしまい何度も寝苦しい思いをした経験があります。😢
立って生活している分には、意外と斜傾がわからなかったりするのですが、いざ寝てみると思った以上に斜傾を感じることがあります。
寝てみると意外と気になります!
テントを建てる場所は平坦な地面を選びましょう。
↓地面の傾斜を水平にする方法もあります。
タープの向きと位置を決める
過ごしやすいレイアウトの要である「屋根」、まずは屋根となるタープの向きと位置を決めましょう。
これから設営するにあたり、過ごしやすいレイアウトにしたいわけですが、過ごしやすさのポイントの一つである日除けは重要なレイアウト要素ですね。
いろいろなスタイルのキャンプがあると思いますが、やはり強い日差しを受けるレイアウトでは体力も奪われてしまいますし、快適さが失われてしまいますよね。😢
日差しを防ぐにはタープを使うことをオススメします。
タープを立てるにあたり、位置や向きが重要になってきます。
風向きに対して抵抗が少なくなるようにタープを立てましょう。
時間帯によっては太陽の位置は変わりますから、方位を意識してタープを張れるといいですね!
タープでしっかり日除けができて、お気に入りのチェアでくつろげるレイアウトにできれば、それだけで過ごしやすさが大幅アップですね!
テントの向きは風下に向かって
テントは風下に入り口が向くように立てましょう。
逆に言うと、風上にテントのお尻がくるように立てます。
これは、テントの入り口から風が入り込んでしまわないようにするためですね。
風が入り込んでしまうと、最悪テントが飛ばされてしまう恐れもあります。😨
山と隣接しているキャンプ場なら風上の山側をお尻にすればOK!
テントの向きに気をつけて安全なサイトを設営しましょう!
リビングテーブルは余裕のあるサイズを
リビングテーブルは余裕のあるサイズのものを使いましょう。
ファミリーキャンプでの過ごしやすさの決め手はリビングにありと言っても過言ではありません。
食事をする際はもちろん、ティータイムに飲み物を置いたり、子供とカードゲームやボードゲームを楽しむために使う場合もありますよね。😁
テーブルが狭いと余裕を持ってモノが置けず、「食べ物が地面に落ちてしまった」なんてこともあります。😢
実際、我が家ではバーベキューの際に焼いた肉が置ききれなかったという経験もあります。😅
ファミリーキャンプのレイアウトでは家族みんなが余裕をもって使える広さのテーブルを用意しておきたいですね!
↓ファミリーキャンプでテーブルが何個必要か気になる方はこちらの記事もオススメ。
アイテムの高さを揃える
テーブルやチェアの高さ、クーラーボックスの置く高さなど、アイテムの高さを揃えるのが使いやすいレイアウトのポイントです。😊
それぞれのアイテムの高さが揃っていると、過ごしやすく、アイテムも使いやすいですよね。
逆に高さが揃っていないと過ごしづらくなってしまいます。
例えば、座面の高いチェアに対して低いテーブルを使っていたら物が置きづらいですよね。😅
他にも、クーラーボックスが低い位置にあると、ドリンクを取る度に屈まないといけないので不便です。
アイテムの高さは揃えて、使いやすいサイトにしましょう。
他の人のサイトを参考にする
キャンプ場では他のお客さんもキャンプを楽しんでいます。
レイアウトを決める際のヒントとして他の人のキャンプサイトを参考にさせてもらいましょう!
他のキャンパーさんのレイアウトを参考にさせてもらうことで、自分のサイトでも活用できるアイデアに気づけるかもしれませんよね。😁
僕は初心者の頃、「車とタープを連結するスタイル」を初めて見かけ、こんなやり方があるのかと憧れたことがあります。😄
いろんなサイトを見ながらキャンプ場内を散歩するのが好き
これは!というサイトを見かけたら参考にさせてもらいましょう!
ファミリーキャンプレイアウトの初心者向け注意点
ここではファミリーキャンプレイアウトの初心者向け注意点をお話しします。
テントはサイト中心に立てない、そしてテントが区画に入る大きさが確認することがポイントです。
それぞれ詳しく解説しますね。
テントはサイト中心に立てない
テントはサイトの中心に立てないようにしましょう。
テントをサイトの中心に立ててしまうと、リビングスペースの確保が難しくなってしまうんですよね。
ちょっと下の図を見てください。
↑テントをサイト中心に立ててタープがはみ出してしまった図。
上記の図の場合、テントを中心に立てたことで、リビングスペースのために立てたタープがサイトからはみ出してしまっています。
逆にテントの裏側はスペースが余っていますが、テントの裏側は動線として使いづらいので無くてOK。
テントは中心に立てずに端に寄せるように立てましょう。
↑テントを端によせればリビングスペースのタープが中心に来るのでバッチリ!
まずリビングの場所を先に決めてからテントの場所を決めると、失敗しないのでおすすめですよ。
テントはサイト中心に立てないようにしましょう。
↓区画サイトのレイアウトパターンを紹介する記事もおすすめです。
テントが区画に入る大きさが確認する
テントが区画に入る大きさが確認しましょう。
テントの大きさが区画に入りきらないサイズの場合は最悪立てられないという事態もあります。
ファミリーサイズのテントでは4人から6人程度の人数が使えるサイズのテントになるので、区画サイトの面積に対して立てられるサイズかを確認しておくと安心ですね。
ファミリーキャンプ初心者さんは、テントの大きさが意外と大きくて「テントを広げてみたら区画内に収まらなかった」なんてこともありえます。
特にファミリーにおすすめのツールームタイプやトンネルタイプのテントは大きいサイズなので気をつけたいところ。
我が家が愛用しているコールマンのドームテントは300cm×300cmの正方形で、レイアウトしやすいサイズなのでおすすめですね。
テントが区画サイトの広さに対して立てられる大きさか確認しておきましょう。
キャンプレイアウトをファミリー仕様に
ここではキャンプレイアウトをファミリー仕様にするポイントをお話しします。
親子隣り合わせに座る、そして子供の座る場所から火元を離すことがポイントです。
親子隣り合わせに座る
親子隣り合わせに座りましょう。
ファミリーキャンプでは家族でテーブルを囲みますが、子供が小さい時はパパママのフォローが必要ですよね。
親子がテーブルを挟んだ向かい合わせのレイアウトになっていると、すぐにフォローするのが難しいと思います。
↑パパとママは向かい合わせに座って、子供と隣り合わせだとフォローしやすい。
特に小さい子供は食べさせてあげたり、密着フォローが必要だったりしますよね。
親子隣り合わせのレイアウトでファミリー仕様にしましょう。
子供の座る場所から火元を離す
子供の座る場所は火元から離しましょう。
キャンプでは炭火を使ったバーベキューや、焚き火台を使ったキャンプファイヤーがあります。
いずれもバーベキューコンロや焚き火台など、火を扱いますよね。
火元と子供が座る場所が近いと、火の粉が飛んだり、子供がふざけてイスが倒れた場合などに危ないです。
↑イスから離れた場所の焚き火台で火の管理をする父、というか僕。
当たり前ですが、キャンプ場は屋外なので、突然の風が吹いたりします。
火の粉が数メートル飛んでいく、なんていうことは普通にあるので火元と子供の距離には余裕を持っておきたいですね。
なるべく子供の座る場所から火元を離してレイアウトしましょう。
プライベート空間を確保する
家族のプライベート空間を確保することもファミリー仕様のポイントですね。
家族でゆったりと過ごすために、家族だけのリラックスできる空間があるとよりゆったり過ごせると思うんですよね。
自宅とは違って、キャンプでは壁がなく開放感のある空間で過ごせるのが醍醐味ではありますが、あえて壁を作ってプライベート空間を作るのも一つ。
例えばタープを壁のように張ることで他人からの目線をシャットアウトできます。
↑タープの端を低めに張ってプライベート空間を演出。
↑タープが壁になってお隣さんからの目線をシャットアウト。
タープをうまく使って家族のプライベート空間を確保するとリラックスできておすすめです。
ファミリーキャンプテントの中のレイアウト
ここではテントの中のレイアウトをお話します。
生活に必要なものだけを置く、休める場所は確保する、寝るときは入口側に足が来るようにします。
生活に必要最低限なものだけ置こう
ファミリーキャンプでテントの中で過ごすシーンはどんなことがあるでしょうか。
僕の場合は、「着替えるとき」「寝るとき」「子供同士が遊ぶとき」などのシーンを思い浮かべます。
結論としては、上記のようなシーンで必要になる最低限の物が置いてあれば良いと思います。
ファミリーキャンプでは家族全員がテントの中で就寝しますよね。
家族全員が横になるので、そもそも物をあまり置けないんですよね。
ツールームテントなど、部屋が一つだけじゃないテントの場合は話が別ですが、ワンルームのテントであればまず寝室としての機能を最優先すべきですよね。
僕はファミリーキャンプを始めたばかりの頃、テントの中をおしゃれにレイアウトしたくて、いろいろ物を置いていたら狭くなって家族が寝れなくなってしまったことがあります。😅
そのときは仕方なく必要最低限なもの、あっても邪魔にならないものを残してテント入り口付近に置き直しました。
以降のキャンプではテントの中で使いそうな物だけを集めて、適当な大きさのプラスチックケースに入れてテント内の隅に置くようにしました。
寝室としてのスペースを確保しておけば、疲れた時にちょっと横になったりできるのでおじさん的には助かります。🤣
なので最低限必要なものだけボックスに入れて置いておく作戦はオススメです!👍
ちなみにプラスチックケースに入っている物を参考までにご紹介します。
子供用カトラリー |
十徳ナイフ |
爪切り |
帽子 |
虫刺され用軟膏 |
絆創膏 |
擦り傷などの軽い傷用軟膏 |
虫除けスプレー |
のど飴 |
頭痛薬 |
ウェットティッシュ |
箱ティッシュ |
我が家では箱ティッシュだけ取り出して、それ以外はケースの中で待機という感じで使っています。
何かあったときに使う薬箱に近いイメージですね。
休める場所は確保しておこう
このままだと部屋の隅に薬箱があるだけのレイアウトなので、寝室らしくしていきましょう。😅
固い床面にマットを敷く
まずはテントの中をソフトな床面にするためマットを敷きましょう。
写真はいつも我が家で使っているキャプテンスタッグの折りたたみ式マットです。
断熱保温効果のある銀マットもオススメです。
マットの上にお気に入りのラグなどを敷くと気分も上がります!
床面が固いと寝心地が悪いですよね。😓
寝ていると体が痛くなりますし、そうなると疲れも取れにくいので、僕的にはマットはキャンプの必需品ですね!
ちなみに僕は腰痛持ちなので床が固いとけっこう致命的ですね。😭
床面のほどよい弾力はマジで大切!!
オススメ寝具は寝袋
次に寝る場所を確保ですね。
寝るための道具はコットや、エアーマット、寝袋など、いくつか選択肢がありますが、僕のオススメは寝袋です。
ファミリーキャンプではテントの中で家族全員が横になりますから、なるべくスペースを有効活用したいですよね。
コットやエアーマットですと、どうしても道具のサイズ分のスペースが必要になってきますが、寝袋であれば素材が柔らかいので多少融通が利きます。
また、寝袋同士を連結できたりするのもメリットです。
寝袋は寝相が悪い僕の味方。😂
例えば小さなお子さんがいて、一緒に寝てあげる必要がある場合に、寝袋を二人分に連結することでお子さんと二人で寝ることができます。
我が家でも子供が小さかった頃に、寝袋を連結して使っていた時期がありました。😁
子供が小さい頃はママとくっついて寝たりすると思うんですが、そうなると寝袋を連携して寝床を広くできるのがとても助かるんですよね。
夏場なんかはママは子供がくっついてきて「暑い!」とぼやいております。😅
テントの入口側を足にして寝よう
最後にテントの中で寝る際の体の向きをお話しておきます。
それは、テントの入口側を足にして寝ましょう、ということですね。
入口側を足にして寝ることで、思わぬ怪我を防ぎやすくなります。
どういうこと?
家族が寝ているとき、夜中にテントに出入りすることってありますよね。
例えば、ママと子供は先に寝たけど、パパは晩酌の時間を過ごしてから後でテントに入ったとか。
他にも、夜中トイレに行きたくなってしまったとか。
晩酌も夜中トイレもあるあるですね。🤣
という感じで、家族が寝ているときにテントを出入りすることって、よくあるんですよね。
出入りするときに寝ている家族を踏まないようにそぉっと歩くと思うのですが、夜のテント内は視界が悪く寝ている家族にぶつかってしまうこともあります。
そんなとき、テントの入口側を頭にして寝ていたら、結構危ないですよね。
僕は実際、夜中トイレから帰ってきたときに寝ている長女の髪を踏んづけてしまったことがあります。😩
長女ゴメン!
思わぬ怪我を防ぐためにも入口側を足にして寝ましょう!
ちなみに僕は寝相が悪い人間なので、朝起きたら180度回転していることがあります。🤣
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は動線の重要性、ファミリーキャンプのレイアウトのコツについて解説しました。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
↓キッチンレイアウトはこちらで紹介しています!
↓区画サイトのレイアウトパターンを紹介する記事もおすすめです。
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