こんにちは!
ファミリーキャンプでの醍醐味ともいえる焚き火。
ですが、焚き火に必要な薪の準備に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「焚き火にはどれくらい薪が必要?」
「薪はどこで買えばいい?」
そんなあなたに今回はファミリーキャンプで必要な薪の量、薪の種類についてお話しします。
また、薪はどこで買うか、薪の太さや薪の選び方など、薪について徹底解説!
この記事はこんな方におすすめです
- 必要な薪の量を知りたい
- 薪の種類には何があるか知りたい
- 薪の選び方ってどうすればいい?
それではいきましょう!
焚き火をしていると虫が寄りつきにくいとはいえ、虫対策は万全にしておきたいですよね。
↓虫対策を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
ファミリーキャンプで必要な薪の量
ここではファミリーキャンプで必要な薪の量についてお話しします。
結論は1時間で2kg消費、そして1泊あたり2束から3束が目安になります。
詳しくみていきましょう。
結論は1時間で2kg消費
結論は焚き火1時間あたり2kgの広葉樹の薪が、必要な薪の量になります。
ただし、焚き付け用に針葉樹の薪を別途1kg用意するようにしてください。
広葉樹と針葉樹は薪の種類のパートで詳しく説明しますね。
例えば2時間の焚き火を楽しみたい場合、4kgの広葉樹の薪、そして焚き付け用に1kgの針葉樹の薪を用意といった具合です。
薪の組み方や用途によって多少前後することもありますが、基本は上記の考え方でOKです。
針葉樹だけたくさん用意すればいいんじゃないの?
確かに、針葉樹でも焚き火をすること自体は可能です。
ただ、針葉樹は広葉樹に比べて燃焼時間が短く、薪を広葉樹の倍程度用意しなければなりません。
また、針葉樹は煙が多く発生するため観賞用として焚き火をするには不向きです。
そのため、針葉樹は焚き付けとして利用して、観賞用として焚き火を楽しむのは広葉樹がおすすめなんですね。
- 1時間あたり2kgの広葉樹を用意
- 焚き付け用の針葉樹も1kg用意
- 針葉樹は火がつきやすいけど煙も多い
- 針葉樹を焚き付けに利用して、火がついたら広葉樹で焚き火を楽しもう!
1泊あたり2束から3束が目安
基本の考え方を抑えたところで、1泊のファミリーキャンプで、どれくらいの薪の量を用意するか考えてみましょう。
結論としては2束から3束の薪が欲しいところです。
感覚的には3束あれば十分かなと思います。
1束の量もまちまちなので、大体の目安にはなりますが、1泊で薪が3束あれば、焚き火を楽しんだり、調理に火を使ったりと、十分できると思います。
火元を焚き火で賄わずに、別途ガスバーナーなどを使うならば1束から2束あれば十分かなといった感じです。
また、こちらも1束の量次第ではありますが、広葉樹なら燃焼時間は1束でおおよそ3~4時間となります。
焚き火で楽しむ焼きマシュマロ
↑焚き火で焼きマシュマロを楽しむ子供たち。😆
我が家では焚き火での焼きマシュマロが毎年恒例のイベントになっています。
この伝統的な行事のために、焚き火を準備するのが僕の重要な仕事ですね。😁
僕が火を準備して、妻がマシュマロを準備する、そして子供達はワクワクして待つ。
それが我が家の焚き火ルーティンだったりします。😊
下の子はまだ器用にマシュマロを焼けないので、僕が代わりに焼いてあげるのですが、焼き加減が結構難しくて、上手に焼けたときは僕も勝ち誇った気持ちになります。😂
そんな焼きマシュマロ行事はきっとこれからも我が家の焚き火イベントとして続いていくでしょう。
焚き火を囲んで夜のひととき
↑焚き火にあたる子供たち。
キャンプの焚き火と言えば、炎の前で語り合う楽しいひとときですよね。
我が家では焚き火の周りでの語り合いが、キャンプの醍醐味の一つとなっています。
それは、ただ火を囲むだけでなく、家族や友人との特別な瞬間を楽しむための場所なのです。
子供達はゆらめく火を見つめるのが好きで、すっかり大人の雰囲気です。😁
薪の燃焼時間が長ければ、この楽しいひとときが長く続きますよね。
ファミリーキャンプで使う薪の種類
薪の種類は、焚き火の質や燃焼時間に大きな影響を与えます。
一般的に、薪は針葉樹と広葉樹の2つの種類があります。
それぞれの種類には特徴があり、詳しくみていきましょう!
針葉樹
針葉樹は葉が針のように細長い、スギやマツなどの木のことです。
針葉樹は細胞の密度が低いため燃えやすく、焚き付けに適しています。
「焚き付け」というのは着火するために使う燃えやすいものを指しますが、針葉樹は燃えやすい特徴があるため、焚き火では焚き付けとして利用できるんですね。
また、火がつきやすく燃えやすい特徴が調理シーンにも適しています。
火力が弱ってきた場合などに、薪を追加してすぐに火力を強くできるので、焚き火を使った調理をする場合には便利ですね。😁
ですが、燃えやすい一方で燃焼時間は短く、頻繁に薪を追加する必要があります。
目安として広葉樹の半分程度の燃焼時間になります。
また、針葉樹は油を多く含むため燃えやすいという性質なのですが、油が燃えることによって煙に煤(すす)が混ざりやすいという特徴があります。
次に紹介する広葉樹に火がつくまでの着火の役割が適しているでしょう。
火口に使える松ぼっくり
松ぼっくりが着火剤の代用品として利用できることをご存知でしたか?
松ぼっくりは松ヤニという油分がたっぷり含まれており、とても燃えやすく、しかもそこそこ火持ちするという優秀な火口なんですよね。
時期によってはキャンプ場に松ぼっくりが落ちていることがあり、薪を燃やすための火口として活用することができます。
松ぼっくりを見つけたら、薪と組み合わせてスムーズな火起こしに活用してみましょう。😁
広葉樹
広葉樹とは、葉が平たい特徴を持つ木で、樫、クヌギ、ナラなどが代表的な種類です。
広葉樹は細胞の密度が高く、火がつきにくいのですが、一度火がつくと消えにくく火持ちが良いのが特徴です。
長時間の焚き火をする場合には火持ちがよい広葉樹がおすすめです。
薪の量を解説したパートで触れた、1束3~4時間という時間は広葉樹の燃焼時間になります。
また、広葉樹は煙が少ないという特徴もあり、焚き火を囲んで楽しむシーンにおいてはメリットになります。
ただし、針葉樹の薪に比べると広葉樹の薪は値段が高く、一般的には針葉樹の1.5倍程度の値段が相場になっています。
ファミリーキャンプの薪はどこで買う?
薪はどこで買うのでしょうか?
ここでは薪が入手できる場所をご紹介します。
ホームセンターやキャンプ場、ネットショップなどで購入できますが、それぞれメリットがあります。
詳しくみていきましょう。
ホームセンター
ホームセンターは一般的に薪を取り扱っています。
種類も豊富で、必要な分だけ購入できますね。
わからないことがあれば売り場のスタッフに気軽に聞けるのもメリットですね。
実際に触れたり手に持って確認できるのも良いところ。
キャンプ場
キャンプ場によっては売店で薪を売っている場合もあります。
キャンプ場で購入するメリットはなんといっても、キャンプの荷物を減らせるというところではないでしょうか。😁
ただし、薪を打っているか、売っている薪の種類は何かなど、行く予定のキャンプ場に事前に確認しておきましょう。
確認せずに、キャンプ場に行ってから「薪を売っていなかった」場合に焚き火ができなくなってしまいます。
ちなみに我が家は事前にホームセンターで買っておきつつ、足りなくなったらキャンプ場で買い足すことが多いですね。😁
もしキャンプ場に薪が売っていなくて、薪が無くなってしまったらキャンプ場付近のホームセンターに買いに行くという手もありますね。
ネットショップ
オンラインで薪を購入することも可能です。
ネットショップでは、さまざまな種類の薪が販売されており、価格比較もしやすいですね。
特定の木材にこだわりたい場合など、狙いの薪がある場合にはネットショップは便利な選択肢ですよね。😁
ホームセンターやキャンプ場に比べると、送料がかかることや、値段が高くなることがありますので、そこは注意ですね。
ファミリーキャンプ焚き火の薪の太さ
購入した薪を太いまま、いきなり着火しようとしても、火をつけるのは難しいでしょう。
ここでは、火を起こすために段階的な太さの薪を用意する方法について説明します。
焚き付け用、細い薪、太い薪の3段階が必要です。
詳しく説明しますね。
焚き付け用
焚き付け用の薪は、太さが約2cmほどの細いものが適しています。
特に針葉樹の細木は、火をつけやすいので、焚き付け用の細い薪にもってこいですね。
一般的に薪は太い状態で売られていますので、細い状態にするにはいわゆる「薪割り」が必要です。
薪割りについては別の記事で詳しく解説しますね。
薪割りをしない場合、キャンプ場に落ちている細い木の枝などを、焚き付け用の材料として活用することができます。
焚き火の着火ファーストステップとして焚き付け用を用意しましょう。
子供と小枝集めもおすすめ
キャンプ場を散策がてら、子供と小枝集めをするのも楽しくておすすめです。
キャンプ場に落ちている小枝や、火口として使える松ぼっくりなどを拾い集めます。
これらは焚き火を起こすために必要な最初の材料ですね。
特に針葉樹の小さな枝は、燃えやすく、火を早く起こすのに役立ちます。😁
どっちが多く集められるか競争風にして楽しんでみてもいいかもしれませんね。😊
「あー、あった!」と楽しそうに小枝を集める子供たちとの触れ合いがファミリーキャンプの思い出になりますよ!
細い薪
火の調整用に太さが約5cmほどの細い薪を用意しておきましょう。
焚き付け用の薪で火を熾した後、すぐに太い薪をくべてしまうと、火が急速に消えてしまう可能性があります。
そのため、まずは細い薪を使って、火をしっかり維持しましょう。
しっかり火が付いてきたら徐々に太い薪を追加していきますが、それまでに使う細い薪を用意しておくのを忘れないようにしましょう。
我が家では薪割りは父の仕事
購入したばかりの薪は太く、細い薪にするために薪割りをしなければなりません。
薪を割る作業は、キャンプの醍醐味の一つであり、我が家では僕がその役割を担当しています。
我が家はホームセンターで買った片手斧で薪割りをしています。
薪を割る部分に斧の刃を少し食い込ませ、トントンとハンマーで叩くように薪と斧を一緒に振り下ろせば簡単に薪を割ることができます。
斧といえば、大きく振りかぶって一気に振り下ろすイメージが強いかもしれませんが、そのやり方は狙いを定めるのが結構難しくて、下手したら足に斧が当たって大怪我してしまう恐れもあるんですよね。
それに腰痛持ちには負荷が高いスタイル。😅
薪割りをやりすぎて、太い薪がなくなってしまったことがあるのですが、今となってはいい思い出です。😂
太い薪
長時間燃焼させたい場合には、太さが約10cmほどの太い薪を利用します。
薪を購入して、薪割りをしていない状態はこの太さであることが多いと思います。
太い薪を燃やすためには、細い薪でしっかりと火が付いた状態にしましょう。
太い薪が燃えてくれれば、長時間の焚き火が楽しめる段階に入ったと言えますね。
ファミリーキャンプ薪の選び方
焚き火を楽しむためには、適切な薪の選び方が重要です。
薪の種類や乾燥度など薪選びのポイントを押さえましょう。
薪の種類
薪を選ぶ際は、この記事でも解説した、針葉樹か広葉樹どちらの薪なのかを確認しましょう。
針葉樹は燃えやすいけど燃焼時間が短く焚き付けに使える、広葉樹は火がつきにくいけど燃焼時間が長いという特徴がありましたね。
購入する際に針葉樹か広葉樹かをチェックしましょう。
乾燥度
薪の乾燥度は薪を燃やすうえで重要な要素です。
湿った薪は燃えにくく、煙や不完全な燃焼を引き起こす可能性があります。
乾燥度を確認し、湿気の少ない薪を選びましょう。
薪の乾燥度を表す指標として「含水率」があります。
含水率は薪に含まれる水分量を割合で表す指標ですが、一般的に焚き火に利用する薪の含水率は20%以下が望ましいとされています。
ホームセンターに陳列されている薪は基本的に含水率が20%以下になるよう整えられた薪ですので、安心して購入できますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
焚き火に必要な薪の量、薪の種類や太さについて解説しました。
適切な種類と必要な量で楽しく焚き火をしていただけたら幸いです。
それでは、楽しいファミリーキャンプライフを!
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